原作知らないけど皆いい人だったのでとりあえず御教授願う。

参拾ノ刃 ページ2

〜 宇髄 side 〜




冨岡「そして神原が俺ではなく他の人に笑いながら話しかけている時、俺は鬼に対するほどではないがその相手に憎しみの感情を抱いてしまう。時透と抱き合っていた時はかなり胸が苦しくなった。」




宇髄「お、おう...」







こいつ。普段は全く喋んねぇのに、恋愛ごとになると派手に饒舌になるのか。




聞いているこっちが恥ずかしくなるぜ。








それにしても、これはかなり神原にぞっこんだな。


時透みてぇな餓鬼相手に嫉妬すんのか。








冨岡「俺の姉は恋詩や恋愛物語を読みながら楽しいと言っていた。甘露寺も胸を高鳴らせるとき明るい表情をするだろう。俺は神原といる時、もちろん楽しいという気持ちにもなる。しかし時に苦しいのだ。恋は苦しいものではないだろう。」








しかし冨岡の野郎、恋物語の著者になれんじゃねぇか？






普段からここまで饒舌だったら不死川達との溝もねぇだろうによぉ。



これは少し饒舌すぎるが。









しかしなぁ、この恋愛未経験者にどうやってそれが恋だと教えてやればいいんだ？








冨岡「やはり宇髄でも分からないのか？蝶屋敷で見てもらった方が良いのだろうか」





こいつ、真顔でとんでもねぇこと言ってるな。




ま、恋愛より鬼狩りを優先してきたのか。鬼殺隊としては素晴らしいことだな。







宇髄「やめとけ。返されるだけだぞ。」



冨岡「ではどうすれば良いのだろうか。」







どうするべきだ。それが恋だと教えるべきか？

自分で気づくのが1番だと俺は思うが...。





いや、こいつはまず恋を分かってねぇ。


俺が直々に恋とは何かを教えてやろう。

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