体調不良�� ページ7
龍太Side
ふっかから康二のことを聞いた
俺は怒っちゃったから
龍さんは怒らないであげてって言われた
ｺﾝｺﾝ
龍太「こーじー倒れたって聞いたけど大丈夫かー？」
康二「………るたくん」
いつも元気にるたくん！！！ってくるのに
弱々しい声だな…
身体を起こそうとしたけど止めた
龍太「こーじキツかったな 今は大丈夫？」
ｺｸﾝ
病みあがりには長すぎたかもだけど
今までの想いが溢れてきて止まらなかった
こーじは一生懸命聞いてくれた
俺たちみんな康二の涙を見たことがない
赤ちゃんの時から1回も
隠れて泣いているかもだけど
マルクのときも泣いたりはしない
思っいっきり泣いて楽にさせてあげたい
そう思って
「弱いところ見せてもいいんだよ」
っていった
こーじは目を涙いっぱいにしていた
本当は甘えん坊だけどお兄さんになってから人前で甘えることはなくなった
こうして2人きりのときはたまに甘えてくれるんだけどね
これがまた可愛いんだ〜
あっ話が脱線した笑
今こーじは1人で耐えてる
甘えさせてあげないとって思って
こーじを俺の胸の中に入れた
こーじは力いっぱい泣いた
今まで溜まっていたものを全部吐き出すかのように
龍太「そうそう それでいいんだよ」
頭をなでながらこーじが落ち着くのを待った
20分くらいたったかな
たくさん泣いて疲れちゃったみたいで
そのまま俺の胸の中でスースー寝息を立てている
その時ふっかが入ってきた
深澤「落ち着いた？」
龍太「うん 寝ちゃった」
深澤「ふふ 寝顔赤ちゃんの頃から変わらないなー」
龍太「かわいいな〜
外まで聞こえてただろ」
深澤「うん笑
ナースステーションにいるみんなほっとしてたよ
やっと康二が泣いたって」
龍太「そっか」
深澤「龍さんありがとう」
龍太「ううん ふっかも辛かったでしょ」
深澤「1番辛いのは康二だよ
早く元気にしてあげたいな」
龍太「そうだな」
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年1月27日 14時
