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隼「そんな顔すんな…」

私の髪に触れた後でおでこを合わせると、腰を引き寄せられて密着。

隼「…Aはさ…
そんなキスだけで満足できんの?」

ジッと見つめられて……というか、私の頭の中を覗かれてるみたい……。

隼「無理じゃね?」

『……けど……隼、寝てたじゃん…』

一応…私の言い分も主張してみる。


隼「起こせよ…」

『…無茶言わないでよ』

疲れてるのわかってて……そんなことできないよ。


隼「……だよね…。
俺…Aのそういうとこが好きだから……諦めるわ…」

それだけ言って……隼は唇を合わせた。

触れるだけのキスからどんどん深くなって……
甘過ぎな長いキスに息が上がる。

さすがに苦しくて両手で胸を押すけけど、隼の腕は私の腰と背中にあって動きもしないし。

力で勝てるわけもなく……

胸を叩いたりしてアピールするけど、隼の目は笑ったまま…。


隼「生きてる?」

ようやく離れた時には酸欠状態……

『もぉ…手加減してよ…』

隼「無理でしょ……。
何時間ぶりにキスしたと思ってんの?」

クスクス笑う隼が私の両手をベッドに縫い止め…もう一度キス。

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作者名:ひな | 作成日時:2025年1月15日 21時

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