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『実際……?』
…そうだよね………
電話一本で辞めるって言うような常識のない人間…
このままこの事務所にいれるわけがない。
「あ……ネガティブな事考えてるでしょ?」
『…え?』
私の曇ったであろう顔を見て、東條さんは変な事考えないでって笑ってる。
「タカヒロさんね…あなたの代わりは入れたくないって……。
自分でできることは自分でするし、一人でも仕事は行けるから、違う人は入れるなって……」
結局すぐに東條さんを呼んで頼るみたいで…
それはそれで嬉しいんだって。
ホントは、自分達の事で迷惑はかけれないから、新しく人を入れて下さいって隼くんから話があったらしい。
けど、タカヒロさんがそれを突っぱねて、代わりを入れる気ないから、私を連れて帰って来いって受け入れなかったんだって。
『ホントに……ご迷惑をおかけして……申し訳ありませんでした…』
「違うわよ……。
迷惑なんてそんな………」
東條さんとタカヒロさんも、以前、私が脅されてたタイミングで会っていて……
その時に、もう少しキチンと対応しておけば…って思うところがあったらしい……。
…そんな事ないのに………。

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作者名:ひな | 作成日時:2024年9月11日 19時