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「田中さんって……アイツの…」

「あ、陣さん……ダメっすよ?
テツヤさんから、口外するなって言われてるんで」

…イタズラに噂をされても困るから…と、テツヤさんからはいろいろ口止めされてます。

「あぁ〜そやったなぁ…」

浦川さんにこっそり突っ込まれて、ゴメンゴメンって苦笑いしながら、自己紹介してくれたランペのリーダーさんは、いくら?って財布を出している。

リーダーの陣さん…隼くんと仲良しな方だ。


「今日は、陣さんのおごりなんです!」

元気な浦川さんが、ゴチです!って笑う。


金額を伝えてお金をもらうと、集金用のサコッシュから取り出したレシートを渡す。

「ありがと」

『こちらこそ、ありがとうございました』

ニコニコ笑う陣さんにペコリと頭を下げてから、皆さんに改めて挨拶してからリハ室を後にする。

もう、廊下に隼くんの姿はなくて…
なぜか少し安心した。


エレベーター前で、ふぅ〜って大きなため息をついたタイミングで後ろからクスクス笑う声がした。

「すごいため息だね?」

『……あ…』

振り返った瞬間、言葉を失った。

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作者名:ひな | 作成日時:2024年4月18日 0時

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