Someday My Prince Will Come（４） (ページ3)

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「……どう反応していいかわからんくなってるやろ？……マジでかわいい………かわいいが渋滞してる………」

って呟くと、私から離れてソファーにダイブした。

「ごめん……。俺のことはほっといてくれていいから」

『もぉ……なにそれ…』

ちょっと呆れながら言うけど、涼太くんは嬉しそうにニコニコ笑ってる。

言う通りにほっといて、料理に取りかかってると、コーヒーを飲んで復活したらしい涼太くんがカウンターに座る。

「ホントにほっとかれた」って苦笑するから、

『ほっといてくれていいって言ったよ？』

って笑うと、ホントにほっとかれるとは………ってブツブツ言ってる。

『面倒くさ………』

って笑うと

「そんなこと言うなよ〜」

って涼太くんも笑いながらカウンターに頬杖を付いて……

『涼太くん……？』

「ん？何？」

『怒ってる？』

「怒るか！こんなんで！」

そんなちっちゃくないわ！って苦笑して

「俺、イタイ奴になってるかも？って思いながら見てました！」

って笑う。

『好きだよ？』

「え？」

『イタくても…好きだよ？』

「あかんて……いきなりずるいやん」

カウンターに突っ伏して悶えてる涼太くんが、ものすごくかわいい生き物に見える……。