第三十二話 ページ33
伊「おーい!C級こっちおいで〜もう終わったから大丈夫!太刀川さん人数数えといて」
忍「太刀川。東部の状況について教えてくれ」
太「こちら太刀川。近界民は片づけた。けどC級の数が合わない。俺が着くまでに結構攫われたっぽいな」
東「本部。こっちもC級が15人ほど足りない。我々が新型の相手をしてる間にやられたらしい。付近の残敵は掃討した。B級合同は市民の救助に移行する」
伊「太刀川さんも具体的な人数言った方がいいですよ。計算できなくても」
太「そんぐらいできるわ」
伊「ならしてくださいよ」
太「もう報告終わったからいいだろ」
伊「はぁ、これだから太刀川さんは」
太「?俺が何だよ」
伊「俺らは民間人の救助に向かう。お前らはもう仕事終了だ。避難誘導は助かった。それがなかったらもっと死者が増えていたかもしれない。感謝する。太刀川さん行きますよ」
太「おーどこ行くの?」
伊「話聞いてなかったんですか?民間人の救助ですよ。きちんとしてくれます?A級一位ですよね?」
太「おーなんか当たり強いな。俺なんかした?」
伊「日頃の行いですね。ほら行きますよ。あ、他のとこ結構残党残ってるっぽいですよ。そっち行きます?」
太「まじか!そっち行くぞ」
伊「こっちに拒否権ないし…まあ、そっちの方がいいけど」
_______
結果
民間人
死者0名
重傷22名
軽傷68名
ボーダー
死者0名
重傷4名
行方不明32名(全てC級隊員)
ネイバー
死者1名(近界民の手に因る)
捕虜1名
対ネイバー大規模侵攻三門市防衛戦
終結
97人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くさったたまご | 作成日時:2022年9月5日 6時