【第39話】 ページ42
次の日、窓から差し込んできた眩しい朝日によって、私は目覚めた。
ふと隣を見ると、私と同じでちょうど今起きたばかりなのか、眠そうに目をゴシゴシと擦っている莉犬君がいた。
「おはよう〜」
莉「ん〜、おはよう…」
莉犬君は眠そうにそう言うと、部屋の壁に掛けられている可愛い犬の模様をした時計を見て時刻を確認した。
私も同じようにそちらを見て時刻を確認すると、時計はちょうど、朝9時頃を指していた。
ん〜！と莉犬君がぐーっと伸びをし、布団から起き上がる。
私もまだ眠い体を起こし、ぐっと軽く伸びをした。
莉「朝ごはん食べに行こっか！」
にっ、と可愛らしく笑ってそう言った莉犬君に、私も笑って頷き、莉犬君と二人でリビングへ向かった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
な「お！おはよ〜二人とも！」
る「おはようございます！」
莉「おはよ〜」
「おはよう！」
私と莉犬君がリビングへ降りると、既にリビングに居たななもり君とるぅと君がそう言って私達を迎えてくれた。
他の三人はまだ部屋で寝ているらしい。
ななもり君はキッチンの方でパンを人数分焼いてくれているらしく、美味しそうな匂いが漂ってきていた。
なんだかタダで住まわせてもらうのが申し訳なく、何か手伝えることがないか、私はななもり君に聞くことにした。
「ななもり君ななもり君」
な「ん？」
キッチンからひょこっとななもり君が顔を出した。
「あの、何か手伝えることないかな…？」
私がそう言うと、ななもり君は、うーんと少し考え込む素振りを見せ、少し申し訳なさそうな顔をして口を開いた。
な「じゃあ、まだ起きてきてない三人、起こしてきてくれる？」
「え、そんな事でいいの？」
な「え？うん。」
もっとご飯のお手伝いとかを予想していたので、そのお手伝いは予想外だったけど、まだ起きていない人達の部屋に行って起こしてくるだけなら容易い事だ。
私はそう思って、喜んでそのお手伝いをひきうけた。
莉「…あの三人寝起き悪いというか、多分大変だと思うけど、頑張ってね。」
る「ご健闘を祈ります。」
な「じゃあよろしくねー」
「……えっ」
莉犬君とるぅと君の言葉に少し不安を煽られたが、まぁ引き受けてしまったからにはやらないと申し訳ない。
私はそう思い、少々の不安を抱きながらもリビングを後にした。
続く (更新停止中)
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くりボッチ - 続き気になるので頑張ってください！！無理しないでくださいねヽ(´ｰ｀ )ﾉ (2021年8月2日 19時) (
レス) id: 7d59f0ef3f (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - ひなさん» 続き気になる...更新楽しみにしてますよ!!!応援します！ (2019年10月13日 22時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - すごい面白いですね 次の更新も楽しみに待っています (2019年9月16日 21時) (レス) id: 8a1a177507 (このIDを非表示/違反報告)
運子 - 何でこんなに面白いんですか？え？何で？何でだよｵﾞｵﾞｵﾞｵﾞｵﾞｵﾞ｡｡｡ｽｲﾏｾﾝ (2019年7月30日 0時) (レス) id: 794c83e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん丸 - え？？？？おもろい( ﾟдﾟ)更新がんばってくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁい！ (2019年7月26日 18時) (レス) id: bd2dd5a67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2019年4月22日 16時
