彼女の居る家 黒side ページ7
ふと見ると、佐久間くんはアイドルの女の子に
つかまっていて。
(あの子、可愛い系男子が好きって言ってたけど、
佐久間くんも好みだったのか)
彼女を目で探すも、
監督の近くから帰っていく後ろ姿だけが見えた。
ここから追いかけるにはあまりに違和感がある。
声をかけてきた女優さんには悪いけど、
タイミング悪いなと思って、
少しイラっとした。
別に彼女も差し入れのお礼を言っただけだというのに。
(帰ったら、”彼女”に癒してもらおう)
そう思って気持ちを切り替える。
撮影が始まってから俺は、Aさんに
家に来てもらっていた。
同棲とまではいかないけれど、結構な頻度で
泊まっていくことになっていて。
思っていた以上に酷かったらしい俺の生活を見て、
”ちゃんとした食生活”をしてください。
と言われてしまって、
Aさんに毎日のようにご飯を作ってもらっている。
佐久間くんには牽制されてしまったけれども、
それでも俺にだって余裕はない。
彼女が”ご褒美”として俺と一緒に居てくれていることは
分かっているから。
期限付きの恋人から、普通の恋人同士になるためになら
ちょっとくらい頑張ったって、良いはずだ。
困らせたいわけじゃないけど寂しい 桃side→←お似合いのふたり×３？
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ひな(プロフ) - ビルスさん、ありがとうございます！初コメント、感想を頂けて嬉しいです！メインがふっかさんなので、やっぱりそこのご要望は汲んで行けたらと思ってます！ありがとうございます！ (2023年2月8日 10時) (
レス) id: d3c82ded38 (このIDを非表示/違反報告)
ビルス(プロフ) - こんにちは。読ませていただいてます。でも最後はふっかと戻ってほしいです。願望… (2023年2月8日 7時) (レス) id: e2c763f4f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2023年2月7日 13時
