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「お疲れ〜！！また明日な！」
笹谷先輩がバスケのゲームを終えると颯爽と帰って行った
今日はバイトの日らしい
チャンスだ
小笠原先輩と仲のいい笹谷先輩がいないとなれば、十分に話ができるだろう
「小笠原先輩」
「…ん？」
無視できない真正面に立つと、先輩は気だるそうに首を傾げた
「俺、なんかしました？」
「え？なんのこと？」
堂々と惚ける小笠原先輩にゾッとする
ピクリとも動かさない表情
俺はまるでキツネにつままれたような気分になった
自分が、間違っているかのような
そう思わせられる
「先輩、俺のこと避けてますよね」
「アハハ、そうかなぁ。」
笑って閉じられていた目がうっすらと開いた
ドキンと心臓が跳ねた
もちろんときめいた訳では無い、怖さで鼓動が早くなったのだ
でも俺は知っている
先輩の態度の理由の大元を、悪意の根を張る部分を
「Aですか？」
そう呟くと小笠原先輩は目を大きく開いて、冷たい目で俺を見下ろした
「Aのことですか？」
俺はそれに屈しないで、上目遣いで睨み返した
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妖夢 - 続きがとても気になります！更新頑張って下さい！ (2018年3月29日 18時) (
レス) id: 06d5480a49 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆきこ - 更新楽しみにしてます！！ (2018年2月27日 0時) (レス) id: 6892ebfcfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2018年1月14日 2時
