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松尾さんと別れて、しばらくフラフラと歩いていると道の脇に見覚えのある車
その横に見覚えのある人が立っていた
「お、小笠原先輩？」
「やっと来た。太陽とは上手くやれそう？」
「あ、はい。おかげ様で…」
なんでココに小笠原先輩がいるのかが理解できなくて、戸惑って変な態度になった
「よかったら、送ってくけど…この後の予定は？」
「…あー、バイトがあって…」
「どこの？」
「駅前の、ファミレスです」
先輩は一瞬考え込む素振りをして、パッと顔を上げた
「送ってく」
「え？」
「ドライブがてら、どう？」
そう言われると、悪い気はしない
私は小さく頷いて、先輩の車に乗り込んだ
「先輩、」
「ん」
「先輩はどうしてココにいたんです？」
「Aちゃんを待ってた」
アクセルを踏み込む先輩
私は、『待ってた』の一言に翻弄されてグルグルとその言葉の意味を汲み取ろうとした
先輩お得意のリップサービスなのかもしれない
けれど、何故かその言葉の意味がとても欲しくなったのだ
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妖夢 - 続きがとても気になります！更新頑張って下さい！ (2018年3月29日 18時) (
レス) id: 06d5480a49 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆきこ - 更新楽しみにしてます！！ (2018年2月27日 0時) (レス) id: 6892ebfcfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2018年1月14日 2時
