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家に着いてから、







「…ほんとに私が選んだ腕時計で大丈夫だったかな」


勇太「え?」


「いや…廉くんのお気に召さなかったらどうしようって」


勇太「大丈夫ですよ、王子はAさんからもらったものなら絶対喜びます」






急に焦りだすAさんは、やっぱりオレがどうしようもなく好きなAさんで


この気持ちを抱いた日から何日経っても、何週間経っても、何か月経っても


全然色あせることはなくて









勇太「…失礼します」


王「…神宮寺。どうした?」









決心をさらに固めたオレは、帰ってきたその足で、まっすぐ王の部屋に向かった。









.







勇太「…この仕事を。辞めさせていただけないでしょうか」









.









オレが気持ちを隠せばいい。本当はそれだけの話。


でも、もうAさんへの気持ちは自分では制御しきれないところまで達してしまった。


かといって、彼女に「好きだな」と思うことはあっても、


「王子じゃなくてオレにすればいいのに」なんて思ったことは一度もない。


…たぶん、オレは王子のことが本当に好きなんだと思う。


だから。








王「…本当に。本当に、辞めたいのか?」









.









ふたりの邪魔をしてしまう前に。


王子を悲しませる、なんてことになる前に。









.









勇太「…はい」


王「…そうか」








.









あのふたりが、100年経っても幸せでいられるように。








オレは、静かに身を引くことにした。

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こめこ(プロフ) - coffeeさん» コメントありがとうございます。泣いちゃった…笑 (7月1日 16時) (レス) id: f9ee88ee9b (このIDを非表示/違反報告)
こめこ(プロフ) - ke_mero16さん» コメントありがとうございます。素敵なお話だなんて…嬉しいです(;;) (7月1日 16時) (レス) id: f9ee88ee9b (このIDを非表示/違反報告)
coffee(プロフ) - じ、じ、じ、神宮寺・・・(´;ω;`)ウゥゥ (7月1日 16時) (レス) id: 7a650646ca (このIDを非表示/違反報告)
ke_mero16(プロフ) - ハナミズキ切なくて素敵なお話でした! (7月1日 10時) (レス) id: 14c9868b6f (このIDを非表示/違反報告)
こめこ(プロフ) - 黄色好きさん» すみません、お返事したつもりが、送信されていないままでした…コメントありがとうございます。ほんとに、シンデレラって永遠の女子の憧れって感じしますよね。私もこんな恋してみたいです…笑 更新頑張ります! (6月18日 0時) (レス) id: 6cd2bffc8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こめこ | 作成日時:2019年6月10日 0時

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