16 TH side 高校時代 ページ16
先日 指導部の先生に頭髪指導を受けたので
昨日切ってきたから職員室に見せに行った
突っ立ってた、
横にいた女子生徒の後ろについて入室してから気づいてもらえるまで
だけど、イチャイチャと会話が終わりそうになかったし
急に腹が減ったもんだから
早く用を済ませたくなった
だから、
「先生、髪の毛切ってきました」って
こんなにも簡単に時間も取らず用件を伝えたのに
先生は不機嫌そうな顔をしてこちらに目を向け
「ああ、お前か」
横の女子生徒はびっくりしたようで俺を見てきた
しまいには、「は？」だと
俺は理屈もクソも考えないから一般的には非常識なんだろうけど
無駄なことは省きたい主義で
その時の俺の心情は彼女同様に「は？」だった
『おい、キム』
「はい先生」
『まだ、髪が耳にかかってるぞ』
「先生が後1cm切ってこいって言ったんです」
『あのな、校則としては耳にかからない長さだって決められてるんだぞ、１cmだって言われてしっかり切ってくる奴があるか』
「俺は先生の言ったとを誠実に受け止めて、忠実に1cm切ってきたんです」
『いい加減にしろよ、ちょっと来い俺が切る』
でもこの時は無駄なこともするもんだなと痛感した
職員専用のトイレに連れて行かれて、耳にかかってる毛だけではなく余計にあちこち切り落とされた
もちろん散髪用のハサミではなく、職員室前の学習机に置かれていたペン立ての文房具のハサミ
刃は厚く、とっての付け根とネジのところは錆びていて
俺の髪を切り落とす音は気持ち悪かった
『これでいいぞ、さっぱりした。好青年になったな』
「そうですね」
切られた部分を手で撫でながら
先生、公務員の中でも教師っていうのはどんなこともできますね
他人に自己理論を植え付けられるだけでなく
人気があればホステスのような存在にもなれるし
スポーツ監督になれる
美容師にもね
って、心の中で皮肉ったりもした
『ほら、もう戻れ』
「はい」
『A、これがプリントだ』
『あ、はい。』
『キム、戻らないのか？』
「...A、を待ってるんです」
『お前ら知り合いだったのか？』
『え、まさk
「はい、親友です」
俺のこの発言も、先生への優越感を感じるためだった
お水の世界なんてこれっぽっちも知らないけど
ホステスが客を奪われた時の顔ってこんなもんなのかなって
先生は悔しいって感じてるといいけど
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JiHi1204(プロフ) - すごく、胸にきます…更新楽しみしてます(*^^*) (2018年10月20日 19時) (
レス) id: cd3609355b (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - プラスチック製さん» お返事ありがとうございます(*^ω^*)色々とお忙しいと思いますのでご無理はなさらないでくださいね^^更新とっても楽しみに待っております！ (2018年10月9日 13時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
プラスチック製(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます！たいっっっっっっっっっっっっっへん遅くなってしまって、申し訳ないです。これから次々更新頑張りますので、ご愛読お願いしますm（＿＿）m (2018年10月9日 12時) (レス) id: 62d31a9840 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新待ってました^^ (2018年10月9日 12時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - プラスチック製さん» 早速なん年前……と書かれていて、すごくわかりやすかったです！！もちろんです！頑張ってください！ (2018年3月7日 18時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラスチック製 | 作成日時：2017年10月27日 19時
