百二十九話 君が愛してるのは ページ9
その囁き声と吐息にすら、感じてしまう。
月狂「…こんなので感じちゃうんだね。Aは嫌らしい子だね。」
"可愛い"と私の首筋に牙をたてる。
皮膚を突き破って、中に入ってくる。
じわりと血が滲むのが分かった。
A「……ああっ…。あっ…。」
痛い筈なのに
痛い筈なのに
痛い筈なのに
A「気持ち…いい……。」
その痛みすら、脳は、身体は
快感と捉えてしまう。
月狂「うん。気持ちいいね。一緒に気持ち良くなろうね。」
そんな彼の言葉が耳元で溶けた瞬間。
A「ぁああああっ…。あぁああんっ…。」
これまでに無い刺激が、私を貫いた。
A「気持ち、いい………。」
月狂「ふふふっ。そうだね。A……。」
私の耳を舐め上げ、耳元で囁いた。
"君が愛してるのは、だあれ?"
176人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヤンデレ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lkwisterven - ここまで一気読みしたけどヤンデレ怖い (2019年7月24日 12時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - 瑞貴(siera)さん» わわっ!ありがとうございます!完結まで頑張ります! (2019年6月21日 18時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴(siera) - いつも閲覧させてもらっています!!楽しみで仕方なくてドキドキしてます!!これからも更新頑張ってください!! (2019年6月21日 17時) (レス) id: e176c72e2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年6月8日 18時