八話 狂人としての仮面 ページ8
昨夜の害蟲駆除のせいで、碌に眠れなかった脳は、睡眠を常に要求していた。
浅い睡眠ばかりをとっていたせいもあり、何時もは覚えてもない夢なんかを覚えていた。
己の掌を見ても、紅く染まっていない。
初めて自分の手で人間を殺した。
其の実感に、強烈な痒きを覚えて、多幸感を得られた。
狂っている。
それは、自分でも重々理解しているつもりだった。
然しながら自分は、生物の生命を殺めたその時にしか、己の鼓動を感じる事が出来ないのだ。
無聊に満ちたこの世界に、自分の生命を感じる事は出来ない。
「____済木先輩?」
鈴の音の様な其の声に、己の心臓が跳ね上がる。
振り返れば、背後にはボークスのお人形の様に端麗な貌が此方を見据えている。
A。
嗚呼、彼女だ。
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日名無 りん(プロフ) - 芥川ありすさん» 歌詞を調べてみたんですが、これまた狂愛!!!どストライクです、、、!主人公の女の子はとっても美人さんなので、狙ってる男子も多いんですが月狂により全員あの世行きのパスポートです、、、 (2020年3月17日 22時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
芥川ありす(プロフ) - どうも♪りんちゃん♪ラルクのTaste of loveの歌詞をネットで検索して見て欲しいけど。この歌詞よりもあぶないキャラ?白い肌の美人の女性ならハイドさんと、お付き合いできそう(なんでやんねん) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 60b339fb2a (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - lkwistervenさん» はい、月狂と夢主ちゃんが付き合うまでの過程です! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - これは月狂のside? (2019年8月24日 9時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年8月13日 16時