溶けてく ページ45
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「止めるなら今だよ、A」
今からすること、分からないわけじゃない。
今日可愛い下着着てたっけ、
汗くさくないかな
彼のこと見れる余裕ないよ
酔いに任せてるフリして、
首に腕を回してキスで返事した。
目の色が変わるってこんな感じなのかな。
海ちゃんの雰囲気が一気に変わった
「へ、ちょっと、重いから！」
私を抱き上げて寝室のベットの上、
間接照明だけが私たちを照らしてる
キスから伝わる彼の優しさ、応えられてるかな
「かわい、」
「やっ、か、海ちゃ…」
「ここいいんだ？」
「っあ、だめっ」
「声、抑えて」
無理だよ
首を振ると口を塞がれて、
たくさんくれる甘い言葉と裏腹に、
わたしの"ダメ"は聞いてくれなくて
どんどん溶けていく
「好き、海ちゃん、好きだよ」
「俺も。好き」
幸せが溢れて、涙も溢れた
.
.
.
シャワーを浴びて
海ちゃんが貸してくれたスウェットを着て、
2人で布団に入る。2回目の彼の家でのお泊まり
「今日の焼肉楽しかった？」
「うん、でも緊張した。」
「しめ達いるの知らなかったの？」
「うん。行ったら3人もメンバーさんいたから最初の方のお肉の味覚えてないの、笑」
「元太と2人だと思ってたんだ」
「うん、まえ約束したからそのお誘いかと思って…
海ちゃんにも言っとくって言ってたから。
やだった？」
「2人は正直心配…信じてないとかじゃなくて、俺、嫉妬するから。今日も嫉妬したし。」
「酒飲むのは俺がいる時にして。危機感ないし、距離も近いし、その。めちゃくちゃ可愛いからダメ」
馬鹿だから、嫉妬される事が結構嬉しくて思わず顔が綻ぶ。そんなわたしを見てムッとした顔、
「なーににやけてんの、ガチなんだけど。
特に元太とは近すぎ、あんな可愛い洋服着てくのも俺とのデートだけで良いじゃん。」
「海人からも可愛いって言われて、いや可愛いのはわかってるけど…」
なんかごにょごにょ言ってる海ちゃんが可愛くて可愛くて。
布団の中で抱きついた。
私は海ちゃんだけが好きだよ。って伝えたら
「…もう一回、いい？」なんて言われた時にはもう逃れられないの
夜はまだ長い。
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ひなぴ(プロフ) - あさん» あ様、ありがとうございます（ ; ; ）とても嬉しいお言葉です、頑張って楽しく描いていきます！ (2020年12月28日 23時) (
レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
あ - 毎回更新楽しみにしていました。完結おめでとうございます！次回作も読ませて頂きます。 (2020年12月28日 21時) (レス) id: a8bdeac945 (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ(プロフ) - マツタケさん» マツタケ様〜またコメント嬉しいです（ ; ; ）チャラげんげん、楽しんでいただけるといいなぁ…よろしくお願いします(*´-`) (2020年12月28日 19時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
マツタケ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回楽しみにしてました！次回作も読ませていただきます！ (2020年12月28日 15時) (レス) id: 2ce99fa258 (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ(プロフ) - ぽむさん» ぽむ様、コメントありがとうございます。リアル設定私も好きです！← 書かせていただきますね。また読んでください！ (2020年12月28日 14時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぴ
| 作成日時：2020年12月14日 22時
