イナイレの世界3

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練習再開！


リカ｢いくで、塔子！｣


塔子｢いいよ、リカ！｣


リカ、塔子｢バタフライドリーム！｣


さっきよりは良くなっているけど、途中で威力が落ちてしまった。そしてまたボールが海側にカーブ。


あ、さっきの人に当たりそう…と思ったら、サーフボードに乗った不安定な状態でボールを蹴り返した。

そしてそれだけでも凄いのに、なんと威力も凄かった。立向居君でも受け止めきれないとは…


『…………なんつー威力…』


？｢あー、ビックリしたぜ。急にボールが飛んできやがってよ｣


めっちゃ運動神経いいやんけ


円堂｢ねえ、君！サッカーやってるのか？｣


？｢そんなもん、一回もねえよ？｣


円堂｢一回も！？

…サッカー、やってみないか？｣


聞くんかい！でも、いい戦力にはなりそう…かも


円堂｢あんな凄いキックが出来るんだ。やったらスッゲー楽しいぜ？｣


？｢ハハハハハ！冗談はよせよ。俺はサーファーだぜ？｣


円堂｢でもさ、ちょっとくらい…｣


？｢悪ぃな、興味ねぇんだ｣


円堂｢そうか…｣


断られ、少ししょぼんとしていた円堂君だが、そこに鬼道君が凄い事を言い出した





鬼道｢やらなくて正解だ。ド素人が俺達のレベルに着いてこられる筈がないからな｣


？｢何？｣


『鬼道君…？』


さっきまで歩みを進めていたが、引き返して鬼道君の前に立った


鬼道｢いくら身体能力が優れていようと、やった事の無いものはすぐには出来ない。サッカーは簡単じゃない｣


…………あー、そういう事


？｢ハッ！さっきの見ただろ？ちゃんと蹴り返したじゃねえか！｣


鬼道｢一度だけな｣


わざと煽ってるんだ、鬼道君


？｢よし決めた！

おい、サッカーやってやるぜ！｣


円堂｢本当か？｣


？｢ああ！この俺様に二言はねえ｣


円堂｢そうか、歓迎するぜ！えーっと…名前は？｣


綱海｢俺は綱海。


綱海条介だ！｣

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