五条悟は庵ちゃんが気に入らない

健全なイタズラ……？ ページ22

夏「えい」


『ﾋｬｯ!!!!』


これでもかと言わんばかりの笑顔で足をつつかれる。


五「あはっ！ビクッてなった〜！俺も！」


『んぅッ』


くすぐったいのと痺れが同時に襲いかかってきて体が勝手に反応してしまう。


夏「あんなに正座させられたんだからほぐしてあげないと。」


五「じゃ、俺右足な。」


そう言って足をつかみ出す2人。


『ひッ、ｯあの、やめ、て……くださぃ…』


五「あー？聞こえねーなー？」


夏「ちゃんとほぐさないとダメじゃないか」


『それ、いやです……ﾝｯ』


五(なんか、)


夏(これ……)


五．夏/((えろいな……))


七「家入さん何とかしてください。」


灰「何かいけないものを見ているような……」


家「今動画撮ってるから静かにして」




『はぁｯ、んｯ、やめ……』


五．夏/「………………」


七「あの二人ついに何も言わなくなりましたよ」


灰「完全に反応だけを堪能してますね。」


･




･


バチンｯｯｯ



『やめてって言ってるでしょ!!!!』



教室内に乾いた平手音と怒りの声が響く。



五「？、！？？」


夏「あ、え？」


叩かれた本人たちの口から血が伝う。


突然のことに理解が追いつかず唖然とするクズが2人。


七「……自業自得です。」


灰「A怒ってる……」


家「いたそー……」



まさかここまで怒るとは思わず、その場にいるもの全員が冷や汗をながす。


『……あら、ごめんなさい。つい手がでてしまって。でも素敵ですよ？その手形。嫌がっている人間をいたぶるのは楽しかったですか？』


夏「……すまない、やりすぎた。」


五「俺の事叩くとか信じらんねぇ！国宝級のイケメンフェイスに傷がついたじゃねぇか！」


『反省とは、自分の行動、あり方を振り返ってそれで良いか考えること。お猿さんはそれなりに知能が発達しているはずなんですが……』


五「いいから謝れ。」


家「お前すげぇな。完全に悪いのお前なのに。」


七「学習能力がないんでしょう。」


『頭の悪さもそこまで来ると国宝級ですね。』


夏「悟、あとが怖いから謝っておけ。」


五「俺こいつにだけは死んでも謝罪しねぇから。」


『なら、今ここで、殺して差し上げます。』



灰「わーー！呪具しまって！落ち着いて！」


五「おーこわ。ヒスはモテねぇよ？」




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