Story.9 ページ9
それから、私と紫耀で優太を助ける作戦を考え始めた。
「まず、あいつが事故にあったのは8月5日、夏祭りの日だよな。」
「うん。夏祭りが終わって、別れた後、優太のお母さんから連絡があったんだよね。」
「けど、なんで事故にあったんだ？」
それが、私がずっと疑問に思っていたことだ。
何度も何度も思った。
何で事故にあったんだって。
「………不注意じゃない？」
「だとしたら俺らで助けられなくね？」
「確かに………。」
「どうする？」
「………せっかく過去に戻って来たんだから、どうにかして、優太を助けたい。これが最後の
チャンスだと思ってる。」
「A、」
「事故が不注意だとしても、それを止めたい。いや、絶対止める。」
「………やっぱ岸のこと大好きなんだね。」
「えっ？」
「俺の恋は叶わないのか〜。」
「紫耀、」
「多分、何度過去に戻ったとしても、Aは岸のことを好きになる。それだけは変わらない気が
する。」
「………ごめん。」
そうとしか、言えなかった。
私は優太のことが今でも好きだ。
どうしようもないぐらい、好きだ。
「ちょ、謝んなって！Aはなにも悪くない。好きって気持ちは、どうやっても変えられないん
だよ。俺が1番わかってる。」
「紫耀。」
「だから岸のこと助けよう？俺、できることは何でもするから。」
「ありがとう。」
紫耀は最高の幼馴染であり親友だ。
あの時声をかけて、よかった。
.
前回の更新でも書きましたが、この作品の評価があまり伸びません。
しばらく様子を見ると言ったのですが、それでもあまり伸びませんでした。
ですので、あと一週間だけ様子を見て、それでも評価が伸びなかったら削除しようと思います。
評価のほう、よろしくお願いします。
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しおり(プロフ) - 名前変換が出来ないんですが…… (2020年1月18日 16時) (
レス) id: 96f5ada8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます。削除しないので、これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2019年5月31日 22時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - いつも見てます！消さないでください！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: bd9756f7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2019年5月16日 19時
