Story.30 ページ30
「紫耀、ちょっといい？」
翌日、俺はAに呼ばれた。
仲直りしたけど、やっぱり片思いは辛い。
けど、もう絶対諦めないって決めた。
「あのさ、」
「ん？」
「会った、んだよね。」
「誰に？」
「風磨に。」
「えっ、マジで？！」
風磨くんは、俺の大嫌いな人。
風磨くんさえいなければ、過去に戻ることはなかった。
それに、Aの元カレだ。
「でね、優太とつきあうようになったこと、バレてた。私たちが過去に戻ったときから知ってたん
だって。」
「大丈夫なの？だって過去に戻る条件、」
「わかってる。けど、もう条件はクリアしてる。短かったけど、風磨の彼女になったから。」
「そっか。」
俺たちが過去に戻る条件、それはAが風磨くんの彼女になることだった。
短い間でもいいとは言っていたけど。
「それだけ。また作戦会議しよ？」
「うん、わかった。」
作戦会議、か。
やっぱり、俺はいまいち2人を応援できない。
本当にこれでいいのか………？
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しおり(プロフ) - 名前変換が出来ないんですが…… (2020年1月18日 16時) (
レス) id: 96f5ada8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます。削除しないので、これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2019年5月31日 22時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - いつも見てます！消さないでください！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: bd9756f7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2019年5月16日 19時
