Story.24 ページ24
Aと約束をした後、俺は平野を呼び出した。
「なんだよ。」
Aとの喧嘩以来、すっかり変わってしまった平野。
それぐらい、平野にとってAは大切な存在だったんだ。
「………俺、今日の放課後Aと出かける。」
「それだけ？」
「いや、違う。」
「なんだよ。」
「俺、そこでAに告る。」
「えっ？」
「okされるかはわかんない。てか、多分無理だと思う。けど、俺の気持ち、ちゃんとAにわか
ってほしいから。」
「………。」
そう言うと、黙り込む平野。
「………それだけだから。じゃあ。」
「待てよ！」
「えっ？」
「岸、お前はAのこと幸せに出来るのかよ！出来ないだろ！俺は知ってんだよ！」
「どういうこと？」
「あっ。」
「なんで知ってんの？」
「………知ってるものは知ってるんだよ。Aはお前と付き合っても、幸せなのは一瞬だけだ。
けど、俺は違う。俺は小さい頃からずっとAの側にいて、Aを守ってきた。俺ならAを
幸せに出来る。」
その言葉に、俺は物凄く腹が立った。
「は？ふざけたこと言ってんじゃねえよ！」
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しおり(プロフ) - 名前変換が出来ないんですが…… (2020年1月18日 16時) (
レス) id: 96f5ada8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます。削除しないので、これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2019年5月31日 22時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - いつも見てます！消さないでください！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: bd9756f7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2019年5月16日 19時
