Story.41 ページ41
“もう二度と私に関わらないでください”
言ってしまった。
でも、これが私のためでもみんなのためでもあるんだ。
「………そんなことできるわけないだろ！」
「「「えっ？」」」
「優、太。」
珍しく声を荒げた優太。
「関わるな、なんて言うなよ！」
「………さっきの会話でなんとなくわかったでしょ？私は奏多から逃げられない。だから奏多の言
うことは聞かなくちゃいけないの。」
「けど！」
「わかってる！」
「A。」
「わかってるよ。こんなのおかしいって。でももう決めたことなの。だから、もう二度と私に関わ
らないでください。」
二度と関わるな、そんなこと言いたくない。
でも、そうしなきゃいけない。
奏多の言うこと、ちゃんと聞かないと。
さっきの奏多を見て、そう思った。
私、どんだけ弱いんだろ。
「………私、帰るね。わざわざありがとう。元気でね。じゃあ。」
そう言い、帰ろうとすると………
「………待ってよ！」
紫耀に腕を掴まれた。
「離して。」
「あいつの言うこと聞くなんて間違ってる！俺、バカだけどそれぐらいわかるよ！なあ、A。
あいつとなにがあるんだよ。」
間違ってる、か。
確かにそうだ。
みんなの優しさが痛い。
私、どうすればいいの………？
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loveれんれん - 頑張って下さい (2019年1月26日 21時) (
レス) id: e65fa18912 (このIDを非表示/違反報告)
matsuhi1214(プロフ) - 誰が喋ってるのか分かんないけどので、言葉の始まりに名前つけてほしいです(--;) (2019年1月25日 0時) (レス) id: 83325ab943 (このIDを非表示/違反報告)
★ひらいわ★キンプリちゃん(プロフ) - ずっと思ってたんですが海斗じゃなくて海人ですよー (2018年12月7日 16時) (レス) id: 238839229d (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - 亜美さん» リクエストということでしょうか？ (2018年11月30日 12時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ゆうりさん» ありがとうございます！ (2018年11月30日 12時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2018年11月13日 20時
