Story.30 ページ30
「A！」
と、Aを追いかけようとした岸くん。
でも、
「待って。今は俺らの話聞いて。」
「で、でも。」
「お願い。」
「………わかった。」
.
「いつからAと会ってたん？」
「ちょっと前。いきなり家に来て。それで連絡先の交換もした。」
「なんでなにも言ってくれなかったの？」
「Aが言うなって。言ったらみんなが会いに来る、あんな最低なことしたんだから会いたくな
いって。」
「「「………。」」」
「………やっぱりAにとって岸くんは大切な存在なんだね。」
「「「えっ？」」」
「だって俺らには関わるなって言ったのに、岸くんには自分から会いに行って。それって岸くんの
ことを頼ってる証拠でしょ？俺もAのそういう存在になりたかったな。」
「紫耀………。」
俺はどう頑張っても岸くんには勝てない、そう思ったのはグループを結成してすぐの頃。
同じグループでAと過ごしていくうちに、自然とそういう感情でみるようになって。
でも、Aには岸くんとか橋本くんがいた。
特に岸くんとAの2人の間には誰かが割って入れる雰囲気じゃなかった。
2人がどういう目でお互いのこと見てるのかは知らないけど、勝てないなって思った。
「ほら、Aのとこ行って来なよ。」
「わかった。」
俺は、またAと笑いあえればそれで十分。
だからAのことは岸くんに任せる。
頑張れ、岸くん。
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loveれんれん - 頑張って下さい (2019年1月26日 21時) (
レス) id: e65fa18912 (このIDを非表示/違反報告)
matsuhi1214(プロフ) - 誰が喋ってるのか分かんないけどので、言葉の始まりに名前つけてほしいです(--;) (2019年1月25日 0時) (レス) id: 83325ab943 (このIDを非表示/違反報告)
★ひらいわ★キンプリちゃん(プロフ) - ずっと思ってたんですが海斗じゃなくて海人ですよー (2018年12月7日 16時) (レス) id: 238839229d (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - 亜美さん» リクエストということでしょうか？ (2018年11月30日 12時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ゆうりさん» ありがとうございます！ (2018年11月30日 12時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2018年11月13日 20時
