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かぐや姫~九坂隆二~ ページ4

アリア・カルミアさんリクです〜
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貴方side

私は、おじいさんとおばあさんの三人暮らし。

私がまだ小さかったときに一人で歩いていた私をおじいさんが保護してくれたんです。

しかもなぜか小さいときの記憶はあやふや・・・。

そんな私のことをおじいさんとおばあさんは快く受け入れてくれました。

私はどんどん成長して今は15歳。

平和な人生を送っています。

そんなある日おじいさんが

「Aや。お見合いをしてみないかい?」

と言い出しました。

当然私はお見合いなんてする気もなく、断ろうと思いました。

けれど、おばあさんとおじいさんの顔を見ると断れる気がしません。

「結婚する気はありませんがお会いするだけなら・・・。」

私は気が付くとそう言っていました。

そして現在おじいさんとおばあさんに頼まれておつかい中です。

そのお見合いは身分の高い方とだそうで・・・。

あんなことがあったらどうしよう・・・こんなことがあったらどうしよう・・・。

と不安になりながら歩いているとドンっと誰かにぶつかってしまいました。

「ご、ごめんなさい!!」

「!!・・・こ、こちらこそ。」

ぶつかった人を見るとその人はどこかで会ったことがあるような懐かしい感じがしました。

するとフッと頭に優しい笑顔が浮かんできました。

けれど笑顔の人は誰かは分かりません。

私はその人が歩いて行ってしまってもその人の背中を見ていました。

「九坂さんっ!!」

周りにいた人がその人のことをそう呼びました。

そっか・・・。九坂さんって言うんだ。

やっぱり懐かしい感じがする。そう思いました。

〜お見合いの日〜

あの日、九坂さんとぶつかってから九坂さんが頭から離れません。

お見合いの日もずーっと上の空。

「A?どうしたんじゃ?」

さっきからおばあさんとおじいさんに声をかけられて平常心を取り戻しています。

「ご、ごめんなさい・・・。」

お見合いの相手の人も少し困って焦っています。

ちゃんとしないとおばあさんたちが困っちゃう。

そんなことを考えながらお見合いを終わらせました。

「Aや・・・。今日はどうしたんじゃ?」

「そんなにお見合いが嫌だったのかい?」

おばあさんたちが心配してくれました。

その優しさに甘えて私は九坂くんのことを話してみました。

するとおばあさんとおじいさんは二人で顔を合わせて頷くと真剣な眼差しで話し出しました。

かぐや姫~九坂隆二~2→←狼と七ひきの子山羊~豪炎寺修也~2



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しょうこ - リクエストします!松風天馬と円堂守お願いします! (2016年9月18日 2時) (レス) id: 69d182fd38 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ - 食べられたい (2016年9月18日 0時) (レス) id: 69d182fd38 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 凄く良かったです!リクで神童君で眠り姫お願いします! (2015年4月3日 20時) (レス) id: 5618d1cd68 (このIDを非表示/違反報告)
妃奈@内申組おいしいです←(プロフ) - かんなさん» リクありがとうございます!遅くなってしまいますが、頑張って書かせていただきます。 (2015年3月1日 17時) (レス) id: 8a096bfded (このIDを非表示/違反報告)
かんな - 真名部君で、浦島太郎の話のリクエストおねがいします!! (2015年3月1日 8時) (レス) id: bcb00cb961 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひにゃん子 | 作者ホームページ:http://hinano226  
作成日時:2014年10月11日 15時

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