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130 驚 ページ43

ーー銀時sideーー




銀「エエエエ!?
神楽が!神楽が兎になったァ!!
こんな急にウサギになるもん!?だってさっきまで傘でバンバン打ってたじゃん!
耳は兎だったけど人間だったじゃァァん!!」




足元で一生懸命走る神楽を咄嗟に掴み肩に乗せる




新「ヤバいですよ、傘も置いてきちゃったし…!」


神「…銀ちゃん、わたしずっとこのままなの!?
こんなちっちゃい兎のままなんて嫌アル!
Aとキスも出来ないネ!!」

銀「バカヤロー!兎でも人間でもAとキスなんて絶対させません!
銀さんがいる限り許しませんンンン!!」


新「今言ってる場合かアンタらァ!!」





猫を薙ぎ倒しながら全力で走る



猫達を撒くために路地裏から路地裏へ抜け大通りに出る




途中ゴミ箱倒したりと何らかの方法で様々な足止めをしてきたわけで、少しは距離を置けたと思うけど



撒けたかといわれれば多分撒けてない




「こっち行ったにゃ!!」
「絶対逃がすにゃよ!!」



そういって近付いてくる足音に、まだ追いかけっこが続くのかと半ば絶望しながら走る為息を整えていると、



銀「ゥグッ!?」



急に首が後ろから路地へ引っ張られた















ーー貴方sideーー




町「にゃ…!、僕は…どう、ドう、ど、do!?!?」


貴「落ち着いて」




その時大通りの方から嗅ぎなれた匂いがした



銀時、新八、神楽の匂いだ



その姿が俺の目の前を通り過ぎようとした瞬間、近くにあったビニール傘の柄で銀時の首根っこを引き、新八は腕を掴んで引いた





こっちに倒れ込む二人





と、兎と女の子





あれ、神楽の匂いもしたと思ったんだけど…




そう思った瞬間、猫の足音が近くなる




銀「Aっ!!なん、フガッ」



俺に気付いた銀時が叫びそうになったのを手で抑える



貴「シッ!静かにしろ」






通り過ぎる音を待つ









…よし、もういいか?





そう思って銀時の口に当てていた手を離す




銀「襲われるかと思った」


貴「誰がお前みたいなデカい図体の奴襲うんだよ、寝言は寝て言え」


銀「積極的だな…いいよ、俺は。
Aなら…」


貴「お前人の話聞いてる?」


新「Aさん!よかった!合流できて!」


貴「うん、よかったけど、俺今ちょっと面倒なことになってて…
…なんていうか、説明が…」



そう言った時、俺の後ろにいた町田が言った









町「ゆ、ユキちゃん…?」

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そこはかとなく(プロフ) - 梍鵺さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - 夢主かわゆす……応援してます!更新、楽しみに待ってます! (2019年10月11日 14時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!がんばります(笑) (2019年6月9日 14時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってます〜!楽しみぃ〜! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!!頑張ります(><) (2019年5月21日 17時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そこはかとなく | 作成日時:2019年2月23日 0時

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