及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ4)

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３件目ページ4

貴「さて、花巻くん
君は診るべきところがいっぱいあるね」

花「え？ww、いだっ！」

未だに笑う花巻にチョップしてから

貴「大丈夫？呼吸苦しそうだけど。
俺が診てやろうか？え？」

飛びっきりの笑顔で言ってやる

花「サーセン」

貴「んじゃあ、まぁ脱ぎなさい、上」

花「ウッス」

うわ、白っ

聴診器を当てるが、まぁ別に以上はない

貴「特に異常無いな。
...頭が変だと思うなら、うちの病院、綺麗な先生いるから来なさい」

花「しょうがないじゃないすか！
クシャミしたら前が見バッサリ切っちゃったんだから！！」

貴「いや、誰も髪のことだなんて言ってねぇよ
脳だよ」

おっと、これ以上は俺の口から言っちゃいけない気がする

貴「じゃ、もう教室かえれ」

花「じゃあまた、放課後」

貴「いや、行かねぇよ！？」

ドアの閉まる音

無視ですか

貴「じゃあ次の人ー」

￣￣￣￣

￣￣￣

￣￣

内科検診がやっと終わった。

16時50分

保健医「じゃあ、先生。
私、少しここを空けますので」

貴「あ、ハイ
お疲れ様でした」

ペコリと頭を下げて出ていく保健医を見送る

今から病院帰って、仕事しないと...

？「あ、先生ー！」

おや

さらさらストレートで可愛い顔立ちだね...って、

だれ？

貴「？どうも...？」

春「わたし、春馬希っていいます！
季節の春、に馬に、希望の希で、のぞみです♡」

貴「あ、うん」

ハルマキさんね

OK

貴「で、どうした？」

春「わたし、先生見ると胸が痛いんです！
病気かも！

診てください」

貴「え」

なにそれ、俺に恋しちゃった？←

はははと呑気に構えていると

手に柔らかい感触が走る

貴「は」

俺の手は掴まれてハルマキの腹をさすっていた

春「先生...」

なんだその熱っぽい目は

え、ホントに恋しちゃった系？

無理だからな

春「ベッド行きましょ？」

貴「行きません。」

春「え、なんで！？
わたしに魅力ないですか？？」

貴「いや、可愛いと思うけど」

春「！！じゃあ！」

貴「俺、愛しの彼女がいるんだ」

わざと目線を外し、切なげに言う

え？彼女？

もちろん嘘ですけど

でも高校生はね

犯罪だよ、それは

春「...キセイジジツを作らなきゃ...」ボソッ

貴「え？」

ごめん、聞こえなかったんだけど