及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ23)

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体育館は、え？誰？という雰囲気

夏ちゃんのことをだろうが、俺のことも含めてな

「「「チアースッ！！！」」」

しかし、戸惑いながらもしっかり挨拶してくれる高校生

いいねぇ元気が宜しくて

烏「え、Aじゃねぇか！！
早いな！」

貴「ちょうど、そこのオレンジ頭の妹が病院来てましてね。
送りついでに烏養さんのコーチぶりを拝もうと思ってね～」

烏「ニヤニヤすんな！！
冷やかしかよ！」

そういう話をしている一方、コート内...

日「なんで！？夏！？」

夏「へへー！びっくりした！？」

田「日向の妹かよ、かわいいな！」

澤「てか、日向妹と一緒に来た人前も来てたな」

西「リベロの人ッスね！！」

菅「前も思ったけど誰かに似てるよーな...」

山「イケメンだね、ツッキー！」

月「顔はね」

旭「え、俺初めて見た」

澤「ま、とりあえずサーブ練するか！！」

イケメンだって？ありがとう！！！←

耳はいいほうなんだぜ？俺は

貴「さて、烏養さん！！
飲みましょう今日は！！」

烏「まだ終わってねぇよ！！」

えー、早くしてくださーい、と冗談を交わしていると真後ろから影が伸びた

貴「んなっ！！？」

咄嗟に構えるとそこには180以上の...黒髪の

前話したことあるよな...

影「影山です！！
リベロでしたよね！？
俺のサーブ受けてください！！」

貴「うぇ！？」

すんごい速さで頭を下げるソレはもう俺からしたら見慣れない光景だ

青城の奴らと言ったら

花「あ、今暇でしょ。サーブサーブ！」
及「今日のエビフライかけてショーブ！！」
岩「スパイク打つからそこ立って」

などなど
失礼極まりない

こんなに正式に頼まれたのはいつぶりだろう

まぁ嫌なんだけど←

貴「ごめん、俺今スーツだから！無理だわ！！」

影「うっ、そっすか...( ´･ω･` )」

え、シュンってされたんですけど
俺が悪いみたくなってんだけど

なんか罪悪感が...←

貴「あ、でも、うん！いけるかも！！
1本だけな！？」

影「マジすか！！アザッス！！！」

上着を置いて腕まくりしてコートに入る

影山君も、モーションに入った

あれ、なんか...

勢いよく影山くんの手から放たれたサーブ
確かに、スピードがある

が、甘いな。

余裕だわ

舌なめずり

烏「あ～...捕まったな...」

俺の腕で〝捕まえた〟ボールが綺麗にセッターのいる位置に返った