及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ18)

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その後俺はいつの間にか寝てて

目が覚めたのは夕方だった

貴「んー...」

徹、寝てんのか？

様子を見に行こうと部屋に向かう

貴「徹ちゃーーん」

返答がない

ガチャッとドアを開けるとベッドには膨らみがある

やっぱり寝てんのかー

貴「具合は...」

声をかけようとベッドに近づくと抱き枕

しか、なかった

そして『いってきまーす☆６時には帰るね～』という置き手紙

貴「っアイツ...！」

急いではじめに電話をかける、が、留守電

車に乗り込み青城に向かう

あぁ、あのクソ野郎をどうしてやろうか

￣￣￣￣￣￣

￣￣￣

ヅカヅカと体育館に向かい、ドアを開ける

貴「徹！！！」

案の定、バカ弟はバレーをやっている

及「げ、兄ちゃん...」

貴「『げ』じゃねぇ！！！
今日はバレーすんなって言ったよな？！」

及「でも熱下がったもん！！」

そういう問題じゃねぇんだよ

一二年が驚いている

コーチも監督も

外できっちりやろうじゃないか

貴「おい、ちょっと外でろ」

及「嫌だn((貴「出ろっつってんだろ」...ハイ」

貴「座れ。正座」

及「ハイ」

貴「...あのさ、熱があるからとか熱が下がったからとかじゃなくて、お前は今ウイルスも撒き散らしてんだよ

それがチームの迷惑になるとか考えられねぇのか？

それに熱が下がったって言っても一時的にかも知れない
急に熱が上がって倒れたら、大事だぞ」

及「...ハイ」

貴「それこそ監督達にも迷惑だし、そもそも、その状況になって怒られんのお前じゃねぇんだぞ

生徒が馬鹿して無理して倒れたってなったら、怒られんの先生方だから。監督とコーチだから。」

及「...ハイ、」

貴「お前が無理してバレーすることで大勢の人が迷惑を被るんだよ
先生方も医者もチームも俺も。
分かってんのか？」

及「スミマセンでした」

貴「謝ってこいや
んで、もう帰るぞ」

及「ウィッス」

その後、徹は体育館に入るなり、頭を下げてチームに謝り、監督とコーチのところへも謝罪に行った

もちろん、俺も監督とコーチのところには行ったよ

ちゃんと謝った

迷惑かけてスミマセンってな

貴「じゃ、帰るべ
次逆らったら家から叩き出す」

及「」

そうして俺たちは家に帰った