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引き剥がされた
誰が助けてくれたのかと横を見ると、A4の資料を数枚持った赤葦がいた
貴「赤葦ぃ…！」
なんだお前イケメンだな、ヒーローすぎんだろ←
赤「ハイ、コレ忘れ物ですよ」
貴「え、あ、ありがとう」
確かにこれは昨日作った資料だ
特になくても困らないので置いてきたけど、その事が功を奏したらしい
ちなみにウグイスパンはもう俺の握力で潰れている
釜「…もうちょっとでキス出来そうだったのに！」
邪魔された釜立さんはご立腹だ
怒りたいのはこっちだけどな
釜「ま、いっか、ホテル行くしぃ！！」
貴「いや行きませんけど！？」
釜「明後日デートだし！」
貴「しませんよ！？」
釜「一回やったらなれるから！
ホント、最初だけ！抵抗あるの！」
どんな会話してんだ
ていうか慣れたくないんだけどね、俺は！
赤「明後日休みなんですか？」
貴「え、うん」
言うと、へえ、と言って赤葦が釜立さんに向き直る
赤「…じゃあ、スミマセン
この人の休みは全部俺(達)のものなんで」
釜「え」
赤「俺、Aさんが居てくれなきゃひとりぼっちで(木兎さんと黒尾さんの相手をしなければいけなくなりめんどくさいもとい)寂しいんです…」
貴「赤葦…」
すごい、内容に含まれてるカッコが手に取るようにわかる
釜「なっ、何…ていうかAちゃんとどういう関係！？」
赤「Aさんは俺にとって(その二人をセーブする上で)大切な存在です」
釜「！？」
赤「だからもうAさんにこういう事しないで貰えますか(帰ってこられなくなると困るんで)」
この際内容はどうでもいいよ、ありがとう
俺、アイツらの相手するよ
喜んでするよ
釜「でも…！」
赤「お願いします」
釜「くっ、(顔が良い…！！」
必殺上目遣いを受けた釜立さんは『諦めないんだからねっ！！』といって帰っていった
貴「赤葦…ホントありがとう」
赤「まあ嘘は言ってないんで。
ハイ、コレ。」
資料を渡される
赤「ホントは黒尾さんが行くって言ってたんですけど、訳あって来れなくなって俺が変わりに」
貴「お前で良かったわ」
黒尾だったら影で写真撮って爆笑してそうだもんな…←
赤「これで迫るのやめてくれたらいいですけど、俺もキスのひとつでもすれば良かったですかね」
赤葦がニヤッと笑う
貴「…お前案外いい性格してるな」
赤「Aさんには負けますよ
じゃあ、また夜に」
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そこはかとなく(プロフ) - 鳴瀬 いつきさん» ほんとだ！気付かなかった！ありがとうございますっ！！！これからも頑張ります！(笑) (2019年10月25日 22時) (
レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 いつき - そこはかとなくさん» シリーズ一気読みしてます！面白いです最高です！！ 一番最後の烏養さんて表記が間違ってるかと…!!! めちゃめちゃ面白くて大好きです！！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - メロン☆さん» ありがとうございますっ！！もう誰と絡ませるのも楽しいですwww (2019年8月15日 18時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
メロン☆(プロフ) - この作品大好きです！烏野との絡みが面白いです(笑) (2019年8月11日 17時) (レス) id: a7c2f85124 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - シェルファさん» これからも赤葦さんとからませたーい！(笑)更新頑張ります！ありがとうございます！！(笑) (2019年8月2日 21時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そこはかとなく | 作成日時：2019年7月10日 23時
