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「あ、おーい！A！」
廊下を歩いていると不意に誰かから名前を呼ばれた
『.....ヒィッ！と、止まって...！止まってください！』
声がした方を向くと、カリム・アルアジームが笑顔でこちらに走ってきていた
そして、その勢いのまま抱き締められる
『ﾌﾞﾍｯ.....ぐ、苦しいです....』
「教室に行っても居ないから探してたんだ！」
彼女を抱き締めたままアハハ！と笑うカリム
すると後ろから
「はぁ、カリムいい加減Aから離れろ」
「ジャミル！だがこうして捕まえておかないとAはすぐいなくなってしまうからな...」
『い、いなくなりませんから！は、離してください.....』
もうそろそろ息が...と言うとすぐに離れてくれた
「カリムが悪かった、大丈夫か？」
『は、はい...それで私を探してたみたいですが....？』
そう聞くとカリムが思い出したように口を開く
「そうだった、A！良かったら今日宴に来ないか？」
うた...げ？
『“うたげ”って何ですか...？』
知らない言葉だったので聞き返すと、２人は目を見開いた
「そうか、Aは宴を知らないのか！それならなおさら参加してほしいな！」
「あぁ、そうだな.....宴っていうのは簡単に言うと皆でご飯を食べたり、踊ったり、とにかく楽しいことだ」
『楽しいこと....？』
Aは初めて聞く宴にとても興味をもった
だが、人がたくさんいるのが苦手な彼女は行くか迷っていた
「それに今日は監督生も来るぞ！」
『監督生さんも....？』
彼女もいるなら女一人になる心配もないよね....
『い、行きたいです！“うたげ”がどういうのか気になりますし...』
「本当か!?良かった〜、じゃあ今日の夜スカラビアに来てくれ！待ってるからな！」
「一人で来れるか？」
心配してくれるジャミルくんに大丈夫だと伝え、２人と別れる
『“うたげ”......ふふっ、楽しみだな』
無意識に口元を緩めながら教室に戻る
まさか今の話を誰かに聞かれていたとは思わずに
「彼女が最近噂の子か....これは面白い！早く毒の君に伝えなければ！」
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イヴ(プロフ) - あいうえおさん» 呼び方お揃い可愛いw (2020年9月24日 17時) (
レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - イヴさん» オルトくんと呼び方お揃いだった〜みたいにしたかったのですが紛らわしいですよね、すみません！暖かいコメントもありがとうございます！ (2020年9月24日 17時) (レス) id: be45d727d7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - クリオネちゃんはオルトくんだった気が....面白いです！更新頑張ってええええ (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - 星さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年9月23日 22時) (レス) id: be45d727d7 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年9月23日 17時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいうえお | 作成日時：2020年9月14日 23時
