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二十三 ページ23

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「お待たせーい」









 スパン、と行儀が悪いが足で襖を開けちゃぶ台にお盆置く。
 









「わぁ肉じゃがですか?」




「うん。有り合わせだけどね」







 二人にご飯と割りばしを配り、私も腰を下ろす。









「いただきます」



「「いただきます」」









 二人が食べ始めたのを確認してこら、私も肉じゃがに手をつけた。

 我ながらいい感じの味付けに満足しながら、チラリと二人の様子を見る。
 霧島は特に言い寄ってくる様子はなく、比較的大人しい。サエさんがいるからなのかどうなのかはわからないが、取り敢えず安心した。









「美味しいです〜」



「そりゃよかった。もっとお食べ」



「はい!」









 ニコニコしてるサエさんかわいいな〜、とか思いながらご飯を食べ進めると、ふとあることを思い出した。









「二人ってさ今歳いくつなの?」




 素朴な疑問。

 私の問いに二人は箸を止め答える。









「今17です!」



「俺も17です」





「エッ………あ、ソウナノ」






 てっきり二人のことは年上か同じくらいだと勝手に思っていたので17歳ということにビックリした。

 サエさんじゃなくてサエちゃんだったか………


 しかも私年下にあんな付きまとわれてたの……?て思うと恐ろしいなこの子。素直にゾッとした。



 バチリ、と霧島と視線がぶつかり取り敢えず微笑んでみた。
 …………オッフ、なんかぶつぶつ言ってるけど私知ーらない。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 冨岡義勇   
作品ジャンル:恋愛
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himeka8170(プロフ) - スイロ。さん» ありがとうございます!完結できるよう頑張ります! (2020年4月28日 8時) (レス) id: d6a519e554 (このIDを非表示/違反報告)
スイロ。 - 初見、 初コメ失礼します!面白いです! (2020年4月24日 13時) (レス) id: 8775389a41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沼ってます | 作成日時:2019年11月27日 15時

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