二十二 ページ22
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「ひゃぁぁ!ここがヒメカさんのお家!」
後ろで辺りをキョロキョロ見回しながらはしゃぐサエさん。そんなサエさんを私には絶対向けないであろう眼差しで見つめる霧島。
「おいサエ、あんまりキョロキョロしてんじゃねぇヒメカさんに失礼だろ」
「あんただって実は嬉しいくせになにいってんの?」
また言い合いが始まりそうな雰囲気になる二人だが実は幼馴染みだということが判明した。
サエさんが例の夜逃げをしたことによってぱったり会わなくなったらしいのだが、なんの偶然か先ほど感動(?)の再会を果たした。
霧島を信用している訳じゃないけど幼馴染みなら積もる話もあるだろうから連れてきたけど……
(家知られちゃったな…………………)
と、今更気づいた。
煉獄さんから散々気を付けろ、と口を酸っぱくされて言われたのに。まぁ今更悔やんでも仕方がない。
害があればそれなりの処置をさせてもらう。
「はい、じゃあ上がってね。適当に食べるものもって来るから二人は居間にでもいて」
「お、おじゃましますっ」
「おじゃまします」
二人を居間に案内してから台所に向かった。
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himeka8170(プロフ) - スイロ。さん» ありがとうございます!完結できるよう頑張ります! (2020年4月28日 8時) (レス) id: d6a519e554 (このIDを非表示/違反報告)
スイロ。 - 初見、 初コメ失礼します!面白いです! (2020年4月24日 13時) (レス) id: 8775389a41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沼ってます | 作成日時:2019年11月27日 15時