夢の国 ページ39
◇
side 海人
「さくちゃぁん！起きて！！着いたから！！」
『、、、ん』
俺がそう言えば潤んだ目でゆっくりと俺を捉えて
抱っこ、って手を広げるさくちゃん。
優太「さく、自分で歩かねーの？」
『かいちゃん、』
優太「おい、バチ当たるからな！！」
『ほんとうるさい』
俺が手を出せば、ぎゅって俺にしがみついてきて
俺の胸に顔をうずめる。
ねぇやばい！！！ばちぼこ可愛い
ってか、、さくちゃんってこんな軽かったっけ？
なんか前よりも痩せてる？
廉「海人、起こさなあかんから自分で歩かせて」
勇太「廉がたださくを抱っこしたいだけでしょ？」
廉「ち、ちゃうわ！そんなわけないやろ」
ニヤニヤしてるじんに、からかわれてる廉
岸くんはもう既にマップ見てるし笑
紫耀「海人ごめん、入場ゲートやからそろそろ起こして？」
「あ、わかった！」
揺らして声をかければ、静かに起きるさくちゃん。
空いて寂しくなった手には、じんからチケットが渡される。
『えっ？！まって！！まって！！
え、どうして？！ここ夢の国じゃんかっ』
紫耀「そうだよ？」
勇太「疲れてるだろうから、帰って寝てもいいけど、どうする？」
『やだっ！！絶対ここにいる！！』
目をキラキラさせて当たりをキョロキョロするさくちゃんはすっごく可愛くて。
メンバーみんなで顔を合わせてグァッチする。
『みんな！！私ね？夢の国来たかったんだぁ』
ふふっ、さくちゃんそれは知ってるよ？
だって、さくちゃんが言ってたから俺らは計画したんだもん笑
紫耀「さく、今日は楽しもうな」
勇太「さくの行きたいところに行こう？」
優太「振り回されてやるよ」
『いやいや、私岸くんに振り回されたことしかないから』
廉「言えてんなー笑」
みんながこうやって笑顔になるのは
さくちゃんが笑ってるから。
『みんな？さくのためにありがとうっ！』
「えっ、？」
『ほらかいちゃん！早く行くよ！』
恥ずかしかったのか、俺の手を握って走るさくちゃん。
さくちゃん、今日は楽しもうね！！
◇
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紗奈 - 『ボーダーいすぎて、まじウォーリーじゃん』のあとの岸「なんてこと言うんだよっ！」は笑えましたれんれんとじんくん推しです (2022年10月22日 12時) (
レス) @page38 id: 6d21698cbc (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - ティアさん» 御指摘ありがとうございます！直しました！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 2ffb972cd7 (このIDを非表示/違反報告)
ティア - 今更なのですが、35ページ目からのタイトルの英語スペルが違います。consertではなく、CONCERTです。SではなくCなので直していただけると読みやすいです！ (2019年8月30日 20時) (レス) id: a22219e4cb (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - かりんさん» そんなに読んでくださってありがとうございます( ´ ` *)移行先のほうも是非よろしくお願いします！ (2019年8月10日 11時) (レス) id: 721183d4c8 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - とても面白くて、５回読みました！ これからも頑張ってください！！ (2019年8月8日 14時) (レス) id: 02af7a1c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひめ
| 作成日時：2019年6月9日 23時
