二十五話 ページ27
krside
お嬢が食べ終わって薬をどんだけ嫌がられようと取り敢えず飲ませた
A「うぇぇぇぇ…」
kr「悪化したくなかったら夜も飲みますよ」
鬼！悪魔！なんて言われようがスルーして俺もそうめんを食べ始める
A「もう少し、寝る」
まだ眠かったのか欠伸をしてベッドに入る
kr「わかりました、おやすみなさい」
少し経てば寝息が聞こえてくる
kr「食器片づけるか」
リビングに食器を二人分片付けに行ってすぐ戻って来て書類を進める
kr「……笑顔、できねぇな」
笑おうと思っても表情筋が動いてくれない
kr「出かけるだって…誘ってもどうすりゃいいのか…」
恋は病、とは本当だったのだと実感する、実際あまりわからないが、きんときが言うにはそうなのだろう
これ考えたらキリないな、と思って書類に集中する
…そして３時間は経っただろうか
kr「もう4時…書類部屋に置いてくるかな…」
A「……」
よっこらせと腰を上げて書類を持って部屋を出ようとするとお嬢に呼ばれた気がした
kr「…呼びましたか？」
近くに行って確認を取る
A「……」
涙目で俺の服の袖を力なくつかむ
A「……いかないで…」
か細く、言葉を発してこちらを見つめる
同時に俺の心臓は跳ね上がった
kr「……俺は、ずっとお嬢の傍にいますよ」
笑顔、自然と出た笑顔をお嬢に向ける
A「えへへ…ありがと」
kr「なんたってお嬢の世話係ですから」
そうだね、とお嬢が静かに笑う、でもその表情が少し寂しげに感じたのは気のせいだろうか
A「…とんぺーかららいん来た…」
ピコン、と音がしてお嬢が返信を返している
kr「すみません、書類を部屋に置いてきますね、秒で戻ってきます」
お嬢が頷いたのを確認してダッシュで部屋に書類を置く
道中しゃけに笑われたけど今日は許してやろう
kr「戻りました」
A「はやい！すごい！」
子供のように呂律が回っていない様子
kr「お嬢が寂しがると思って」
A「いけめんだ…」
そう呟くと次に豚平さんから帰りにゼリー買ってくとラインが来て喜んでいた
kr「よかったですね、でもお嬢部屋から出ちゃダメですからね？」
A「とんぺいと同じこという…」
豚平さんも部屋から出ずに寝てろと連絡したそうで
kr「じゃあそうしろってことですよ」
少し不貞腐れていた、お嬢はベッドから出てトイレいく、と言って部屋を出た
流石にトイレはしょうがないと思ってそのまま待つことにした
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しーくれっつ - ウルフさん» やらかしてましたありがとうございます((( (2020年9月13日 9時) (
レス) id: 80357f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ(プロフ) - 解説が開設になってますよ！ (2020年9月12日 22時) (レス) id: ede37b31a1 (このIDを非表示/違反報告)
しーくれっつ - ねこ丸さん» ただいまです！ゆっくり休みました…(15時間も寝ちまったぜがはは()ありがとうございます！がんばりまっせ！！ (2020年9月5日 19時) (レス) id: 80357f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ丸(プロフ) - 修学旅行からおかえりなさいデス！帰ってきたところだと思うのでゆっくり休んでください！ゆっくりでも楽しみにしています！(ゆっくり休んでくださいね！) (2020年9月5日 19時) (レス) id: fe4eb2c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
華倭蒔羅 殺厦 - 此方こそです！ (2020年8月15日 11時) (レス) id: 2e0c73b08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーくれっつ | 作成日時：2020年7月29日 19時
