検索窓
今日:4 hit、昨日:14 hit、合計:1,269,885 hit

29 ページ32

.





「甘露寺さん。いらっしゃいますか?」



開いている門から声をかけると





「あら!!妹ちゃん!!!」




わざわざ駆け寄ってきてくれる。






「文、ありがとうございます。」






「今日はもう任務ない?」




頷いた私をみて





「一緒に甘味処行きましょう!!」





と誘ってくれた。








ここ、美味しいのよ!



と顔を赤らめながら紹介してくれた甘味処で




二人で肩を並べて甘味を食べる。









「最終選別大変だったでしょう?」


「無理とかしてなぁい?」


「悩みとか言ってね!!」







、、、姉さんみたい。






甘味へ伸びる手は止まる事はないが、


私への心配や配慮が凄い。








「お気遣いありがとうございます。」


「美味しいですね。」






口に入れた桜餅に頬を綻ばせる甘露寺さんは


可愛らしい人だなぁ。





そういえば、

甘露寺さんは最初にあった時から姉さんと同等に
扱ってくれてたな。




優しさにじんわりと心が温かくなる。









ここ最近、任務続きでぴりぴりしていたから

癒された。






「オ館様ガオ呼ビダァ!!!」




「あら。」




カイが私を呼びにきた時には


もう、甘露寺さんの目の前にあった大量の甘味は

なくなっていた。





「がんばってね!!」




手を握って

そう声を掛けてくれる。









楽しかったなぁ。


「、、次は私からお誘いしてもよろしいでしょうか」





言ってしまった緊張で


握られた手に汗をかきはじめる。









少し目を開いた甘露寺さんはすぐに




「もちろんよ!!」



と頷いて


笑ってくれた。

30→←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (1031 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2118人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 鬼殺隊 , 二番目
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きき(プロフ) - 赤色の瞳で緋→火→炎で、炎の呼吸がいいと思います!あくまでも一意見なので、良ければです! (2019年12月15日 19時) (レス) id: bfacb6fb7e (このIDを非表示/違反報告)
- つきの呼吸がいいです! (2019年12月15日 9時) (レス) id: bef68b6bc6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 「声の呼吸」なんでどうでしょう?妹ちゃんが姉が1番だと我慢していた心の 内に秘めていたものが心から溢れ出して声になる。とか、。いつも楽しく読ましてもらってます!応援してます! (2019年12月15日 1時) (レス) id: 15b677e26e (このIDを非表示/違反報告)
ティッシュ - 影の呼吸とかはいかがでしょう?( 姉という光を引き立てさせる影、みたいな感じで(笑) いつもこのお話を拝見させていただいてます!お体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年12月15日 0時) (レス) id: 9aa7f700a4 (このIDを非表示/違反報告)
やまなみ(プロフ) - 夢主ちゃんの事を嫌っている(仲が良くない)柱の方の呼吸を使う…というのはどうでしょうか?? (2019年12月15日 0時) (レス) id: 280ddb7f42 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。