天元様、なぁにやってんですか…?? ページ25
花街に着く。
大体天元様が行ってる店は
検討が付いている。
きっと雛鶴さん達が行ってる
3つのお店をあたるんだろう。
どこから行こうか…。
目についたのはときと屋だった。
白銀の長髪に高い身長の男が
3人の娘を連れて
ときと屋に入っていった。
玄関の戸の裏から
中の様子を伺う。
残念ながら4人共
こちらに背を向けていて
顔が見えない。
『なんだあの子…。
金髪だ……』
善逸くん以外で
金髪の女性隊員っていたんだ。
中から女将さんと旦那さんが出てくる。
「いやぁ
こりゃまた……。
不細工な子たちだね……」
女将さんが落胆の声を上げる。
えええええええええ!?!?
天元様も天元様だわ!!
なんで不細工な子
売りに出しちゃうの!?
買ってもらえないじゃん!?
しかも
若干女将さん天元様に
見とれてるし!!!!!!
人の旦那に手出さないでよッッッッッ!!←
「ちょっとうちでは…。
先日も新しい子入ったばかりだし
悪いけど…」
あああっ!!
危なっかしくて
見てらんない!!!
『兄さん……!!』
宇「!?!?
な、…A!?」
指文字で
「あわせろ」
と伝える。
宇「お前…どうして……」
『兄さん!!いいわよ!
私の祝言の費用が足りないからって!
母さんの薬代だって
私が働くわ!
だから、妹たちは売っちゃダメ!』
すると、一斉に
3人娘が振り返った。
変な化粧塗られてるけど…。
この子たち…
炭治郎くん達じゃん!!?
「え…??
祝言?薬??」
旦那さんが聞いてきた。
よっしゃ、釣れた。
『すみません…。
私、結婚するんですけど…。
色々お金が足りなくて。
母さんも病気で薬が必要だから
借金も背負っていて…。
いいです…。
結婚は諦めるわ』
宇「おい!
諦めるこたぁねぇよ!!」
炭「そ、そうですよ!!
私達が稼いで借金返して
姉さんを結婚させるから!」
『ダメよ…。
申し訳ないわ〜!!!』
ここで涙を流す。
私、ちょっと悪い子かしら。
「ちょ、ちょっと…!
まぁ、1人くらいならいいけど」
『え!?』
宇「じゃあ1人頼むわ。
悪ィな奥さん」
「じゃあ真ん中の子を貰おうかね。
素直そうだし」
女将さんが遂に折れた。
旦那さんは不服そうだけど、
まあいいや!!
炭「一生懸命働きます!」
炭治郎くん、頑張っ…んふ!!←
笑ってないよー…。
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金平糖 - 凄く泣きました〜。・゜・(ノД`)・゜・。 (2021年11月16日 23時) (レス) @page50 id: 63ca64d519 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 面白かったです。 (2021年2月24日 6時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - ひろかさん» あ、愛してる…!?///なんて素敵…!お願いだから死なないで〜!私も…ショックで心臓が止まりそうです… (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - @さん» わ〜!嬉しいです!もちろん返信させていただきますよ〜!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 201話読んで自害しそうです((ピノちゃんあいちてゆ(遺言) (2020年4月4日 1時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピノ助 | 作成日時:2020年2月17日 21時