胡蝶様、お薬ください。 ページ2
須磨さんが転んで怪我をした。
胡蝶様から頂いた塗り薬を
塗ってあげた時に
壺に入っている薬が
ほんのちょぴっとしか残らなかった。
私も柱になったし、
怪我も増えるだろう。
『師範、蝶屋敷に行きませんか?』
どちらも任務はまだだし、
師範を誘って蝶屋敷に行こう。
居間の師範に声をかける。
師範は耳がいいし、
聞こえてるはずだけど
返事がなかった。
『…師範。胡蝶様に塗り薬を』
宇「て」
『て??
……ああ、なるほど…』
もう「師範」じゃ反応しませんよ
っていうことか。
照れるけど、
夫婦だし、まあいっか。
『天元様、蝶屋敷に行きましょう』
宇「準備してくるから待っててな」
全く…。
面倒くさい人なのか
可愛い人なのか
さっぱり分からないなあ。
_______蝶屋敷。
玄関の扉を開けて
声をかける。
『ごめんくださーい!』
カ「A!!宇髄さんも。
こんにちは」
『カナヲちゃん、久しぶり!』
カ「…あ、結婚おめでとう」
『ありがとうっ』
宇「気がきくこと言うじゃねぇか」
カ「師範でしょ?
中にいるからどうぞ上がって」
カナヲちゃんに通されて
胡蝶様がいるお部屋へと
移動する。
『胡蝶様、こんにちは。
祝言では参列していただき
ありがとうございます』
し「あら、これはこれは。
音柱の宇髄 天元さんに、
歌柱の宇髄 Aさんじゃないですか!
本日のご用事は??」
胡蝶様に言われて気づいた。
そうだ。
私も「宇髄」なんだ!!
すっかり忘れてました!
うっかりです!←
『薬を切らしてしまって…』
し「あぁ、なるほどです。
今新しいのを持ってきますから」
胡蝶様がトタトタと
かろやかに奥に吸い込まれた。
宇「A」
『なんです?』
師範に肩に腕を回されて
名前を呼ばれたので
師範の方に首を回す。
いきなり目の前が真っ暗になって
もう3度目くらいの感触が唇に。
一応人様のお家なんだけど…、
なんで容易く接吻できるのかな。
私、天元様がかっこよくて死にそう。
し「イチャイチャしないでくださーい。
人の家で何してるんでしょうー」
胡蝶様が戻ってきた。
やっばい。
早くない!?!?
『違うんです!!
これは天元様が…っ!!』
し「へぇ〜、“天元様” …ねぇ?」
宇「派手にいいだろう!」
『スミマセン…』
からかわないでください〜……。///
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金平糖 - 凄く泣きました〜。・゜・(ノД`)・゜・。 (2021年11月16日 23時) (レス) @page50 id: 63ca64d519 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 面白かったです。 (2021年2月24日 6時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - ひろかさん» あ、愛してる…!?///なんて素敵…!お願いだから死なないで〜!私も…ショックで心臓が止まりそうです… (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - @さん» わ〜!嬉しいです!もちろん返信させていただきますよ〜!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 201話読んで自害しそうです((ピノちゃんあいちてゆ(遺言) (2020年4月4日 1時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピノ助 | 作成日時:2020年2月17日 21時