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47話 ページ48

次の日




とても豪華な朝ごはんをいただき、私たちは藤の花の家紋の家を後にした





「お気をつけて行ってらっしゃいませ」




「ありがとうございました」





最初から最後まで私たちのためにいろいろしてくれた家の人には本当に感謝しかない




もしも次にここを訪れることがあれば、感謝を込めて何かしてあげたいと思った




屋敷に帰るといってもここは近所のようなもの




あっという間に着いてしまった





「帰ったぞ!千寿郎!」




「おかえりなさい!兄上、Aさん!」





扉を開けるとすぐに千寿郎くんがむかえてくれる




うん、可愛い。





「お怪我はしてませんか?」




「うむ!鬼もAが斬ったんだぞ!」




「本当ですか!すごいです、Aさん!」




「あ、ありがとう」





本当にこの兄弟には敵わないな、なんて感じる





「俺はこの後他の仕事がある!Aは好きなように過ごすといい!」




「あ、兄上!これおにぎりです!」




「うむ!ありがとう!行ってくる!」





と、すぐに煉獄さんはまた出かけてしまった




本当に柱というのは忙しいんだな




修行して貰っていて申し訳なく感じる





「Aさんは、この後どうしますか?」




「そうだな…」





この世界にきて、さらに煉獄家にきて




残っているやるべき事の中でも最重要任務




今なら、きっと





「お父さんの部屋、教えてくれないかな?挨拶、まだしてなかったから」




「!」





そういうと、千寿郎くんは少し困ったような顔をする





「千寿郎くん、大丈夫だよ。私、お父さんのこと知ってるから。あ、一方的にだけどね?」




「Aさん…」





優しく微笑むと、強く頷き





「こちらです」





お父さん…槇寿郎さんの待つ部屋へ案内してくれた

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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
- 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時

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