炎柱が目の前にいるんですけど【煉獄杏寿郎】

39話 ページ40

｢隊服って専門に作っていらっしゃる方たちがいるんですね、初耳です｣




｢む、Aでも知らないことがあるのだな…全部知っていると思っていたぞ｣




｢私も全部を把握しきれているわけではないですよ。私が知っていることは基本的なことだけです｣




｢そうなのか｣





て、今はそれよりも隊服だ





｢………これ任務に行くときは毎回着なきゃいけないんですよね？｣




｢………うむ｣




｢なるほど……｣





たしか、煉獄さん蜜璃ちゃんの隊服を初めて見たときも何か言ってたような気がする




あまりこういう服は来て欲しくないのかな？




今回だけだったら露出が多くても良かったんだけどなー





｢煉獄さんはこれでいい思いますか？｣




｢むぅ！？お、俺に聞くのか！？｣




｢はい｣




｢そ、そうだな……少し見えすぎな気もするが………うむ………｣





煉獄さんの顔、少し赤くなってる




可愛いところもあるんだな！





｢他のやつってすぐに準備できたりしますか？｣




｢俺と同じものならあるが…｣




｢じゃあ、それ貸して下さい！｣




｢しかし、俺のだからAには大きいと思うぞ！？｣




｢大丈夫ですよ｣





しぶしぶズボンタイプの隊服を持ってきてくれた煉獄さん




さっそく着替えてみるとやっぱりダボダボ





｢やっぱりでかいですね｣




｢だから言っただろう！｣




｢………なんかハンカ、手ぬぐいとかあります？｣




｢むぅ？｣




｢これをこうして…これを……よしできた！これで大丈夫ですね！｣




｢！！｣





ダボダボしている部分を上手い具合に手ぬぐいで縛ったらちょっとダボってしているぐらいで動くのに支障は出ない





｢まったく…Aにはいつも驚かされるな！｣




｢ふふっ…｣

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