36話 ページ37
次の日
「おはようございます、Aさん」
「A、おはよう!」
「おはようございます」
ついに私の運命が動き始めようとしていた
「Aさん、お館様からお手紙が届いていますよ」
「お館様から?」
千寿郎くんから受け取り、開けて読むと
「…………」
声を出すことが出来なかった
「A?」
私の様子がおかしいことに気づいたのか煉獄さんが手紙の内容に目を向ける
「!!な、なんでもありません!!」
煉獄さんが読む前に素早く手紙をしまう
これは煉獄さんが読んではいけないものだ
「そ、そうか」
「わ、私…ちょっと部屋に行ってきます!」
早歩きで部屋にいき、勢いよく扉を閉める
そして、再び手紙を開く
「ついに…始まるのか……」
お館様からの手紙の内容は
「炭治郎が、冨岡さんと出会った…」
そう
私の知っている鬼滅の刃の原作が
動き出したということだ
「炭治郎が冨岡さんから出会って鬼殺隊に入るまでどのぐらいかかったっけ…」
「たしか、岩を切るまで2年ぐらいかかってた気がするんだよな…鬼殺隊になってからいくつか鬼を倒して無限列車になる…」
どちらにせよ、炭治郎が鬼殺隊に入ったという知らせがきたからいよいよやばい
それまでにもっと呼吸を使えるようにしなきゃ
その時の私の手は小さく震えていた
654人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時