2話 ページ3
「………ん………あれ、今何時だ?」
ゆっくりと瞼を開けながら、携帯を取ろうと手を伸ばすと
ある異変に気づく
「………ん?なんでこんな芝生みたいな触り心地するんだ?」
私ベッドで寝たよね?
普通ベッドに草なんて生えてないよね?
視界がはっきり見えるようになり
目の前に広がっていたのは
「…………え?」
森。森。森。
「………は?ここ……どこ?」
夢でも見ているのか?
「ほっぺが痛い……てことは夢じゃない?いやいや…寝て起きたら森ってどんな状況よ…」
もはや頭はパニック状態
「寝てる間に誘 拐でもされたって?それだったらさすがに起きるよな…………あ、携帯」
こういうときは携帯で地図を確認すれば!
手元に転がっていた携帯を開くが
「け、圏外!?!?」
Wi-Fiどころか電波がない
「これじゃ誰にも連絡のしようがないじゃん……こんな森の中に公衆電話とかあるのかな?」
森の中で1人なんて初めての経験
何をするが一番的確なのかが分からない
「と、とりあえず…場所、場所の確認から…」
近くに置いていた木の枝をとり、地面に大きく適当な模様を書いていく
「よし、これでここがスタート地点だって分かるね」
じっとしてても仕方ない
動かなくちゃ!
「月が出てるってことは夜なのか……とりあえず北に行こう」
携帯と木の枝一本を持ってゆっくり北へ歩くことにした
654人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時