炎柱が目の前にいるんですけど【煉獄杏寿郎】

12話 ページ13

走行しているうちに柱合会議の日が来てしまった





｢緊張しているかい？｣




｢す、すみません…柱の皆さんに会えると思うと…し、心臓が飛び出そうです…｣





そう、私は緊張でガッチガチ




昨日の夜も緊張で一睡も出来なかった





｢大丈夫、皆Aの話をきちんと聞いてくれる｣




｢…………っはい！｣





そうだ




今日柱たちに話すというのは、皆や私のためでもある




落ち着いて話さなければ聞いてくれる人には届かない




これでも大学のプレゼンでは成功していることが多い！きっと大丈夫！





｢では、私が呼んだら出ておいで｣




｢はい｣





そういうとお館様はお庭の方へ行った




今柱合会議が行われてるのかと思うと汗が出てくる




しばらくすると





｢A｣





ついに、呼ばれた





｢……………はい｣





一回深呼吸して、お庭へ続く襖をあけた





｢！！｣





そこにあった光景は




アニメで見たそのまんま




個性豊かだが、とても強い9名が地に伏せていて




私のことをその瞳に映している





｢女？｣




｢見たところ隊士ではなさそうですね｣




｢とても可愛い子だわっ！｣





話してる。柱が目の前で。





｢A、皆に説明を｣




｢は、はい｣





正直話をするどころではない




だって




目の前に





｢…………煉獄、さん……｣





ずっと会いたかった




推しである




炎柱が目の前にいるんだから

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