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11話 ページ12

そして




結局お館様に上手い具合に言いくるまれて




柱合会議が行われる明後日まで、とりあえず産屋敷邸に寝泊まりすることになった





「はぁ……疲れたー…」





案内された部屋は、とっても広い




私一人で使うのが勿体ないぐらいだ





「トリップしてからまだ日が浅いのにいろいろ起こりすぎでしょ…」





お館様に「街へ出てもいいけど、夜までには帰ってくること」といわれた




街へ行ってみたい気持ちはもちろんあるけど




行ったことがないところへ一人で行くのは少し不安




ましてや、ここは大正時代だ





「柱合会議で話すことでもまとめておくかな!あと、は……いつ元の世界へ戻るかも分からないし鬼滅の世界に来たことを忘れないように絵に描いておこうかな!」





屋敷の中は好きなように見て回っていいと言ってくださった




本当に優しいお方だ





「絵を描くにも紙と鉛筆がないのか…屋敷の人に聞けば分かるかな?」





部屋を後にして、屋敷の中をとりあえず歩く




とっても広いお屋敷だから油断すれば迷ってしまいそうだ





「ここは……厨房?」




「どうかなさいましたか?」




「あ、お仕事中にすみません」





適当に歩いていたら厨房らしき場所に着いた




そこには数名、屋敷のお手伝いさんがお仕事をしている最中だった





「あの…紙と何か描くものとかこのお屋敷にありませんか?」




「それでしたらここから真っ直ぐ行ったところに大きな棚があるのでそこから適切なものを持っていってください」




「ありがとうございます」




「何かお書きになるんですか?」




「えっと、絵でも書こうかなって」





さすがに元の世界へ戻った時のため!なんていえない




私がここの世界の人じゃないことはお館様と、明後日話すであろう柱だけの話だ





「楽しみにしていますね」




「あ、ありがとうございます」





見ず知らずの私に対してとても親切にしてくれる





「あ、あった」





言われた通りの場所にいくと大量の紙と鉛筆、だけでなく遊ぶものなどがあった




私はとりあえず10枚ぐらいの紙と3本ぐらいの鉛筆を持ち、部屋に戻った





「よし、描くか!」





時間を忘れて、ひたすら描き続けた

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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
- 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時

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