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俺は風呂に入って考えてた···
姫、今まで相当しんどかったんだな
俺たちの前では、
弱いキングなんて見た事がなかった
そんだけ気張ってたんだよな
どんだけ1人で頑張って来たんだよ
ツラい時、どうしてたんだ?
さっきみたいに、1人で泣いてたのか?
もっと、早く···
俺の気持ち伝えてれば良かった
俺······
ずっと見てきた " つもり··· "だったんだな
俺は早めに風呂を上がった
姫は泣き止んだかな?と思いながら、
髪をわしゃわしゃしながら居間に戻った
「あ、ひろ?」
「ん?」
「今、マネージャーから電話来て、
明日休みだってっ!」
「お!!マジか」
姫が嬉しそうにしてる
絶妙なタイミングだな(笑)
明日、姫とゆっくり出来るかな?
そう思いながら、冷蔵庫を開けて水を取る
ん?姫、何も飲んでないな?
「姫、何飲む?」
「ん···何でもいいよ?」
ほんとに何でもいいのか?後悔すんなよ?(笑)
「じゃあ、俺と一緒でいいな?」
「ん、ひろと一緒でいい」
姫···今、言ったぞ?
俺と一緒でいい···、1緒に飲めばいい···
口移しで飲んでもいい···(笑)
壊れてきた俺···(笑)
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作者名:姫毬 x他1人 | 作成日時:2019年12月29日 0時