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『レンちゃん、相談ってこれ？』
「だ、ダメだったかな？」
私は相談と聞いてここに来たのだが、まさか直輝が通っている大学に行きたいだとは思わなかった
「Aちゃん、知らないと思うんだけどこの大学で良くしてくれている人がいて、それで会いたくて…でも勇気が…。」
『はいはい、分かってる。』
私達の50m先のベンチに座っている直輝を眺めてかれこれ15分は経っている気がする
彼女は何度か手を振ったりしているが、考え事をしているのか気が付かない様子
それよりも困った事なのは、私が彼女の前で直輝にあった事が無いのだ
接触するつもりも無かったので知らないふりをしていたし彼女の相談にも気軽に乗っていた
私が他人のふりをしている事を向こうは知らない
もしヘマをして後でチクチク言われるのも嫌だ
逃げようか、と後ろに後ずさった時
向こう側から彼が歩いてくるのが見えた
すごくにこやかに
位置的にはまだ私が見えていないのだろう
だがバレるのは時間の問題だ
いよいよバレるという所で
「きゃぁぁぁ！」
次なる問題が起きた
「なんだ君は、落ち着きなさい。」
必勝のハチマキをした男の人が偉い人そうな男性にナイフを突きつけている
入試が、息子が、と うわ言のような言葉を相手に投げつけていく
すると次の瞬間には、叫び声と共にナイフはお腹に刺さっていた
『…レンっ！』
私は咄嗟に彼女の元へと走っていた
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YunaYui0611(プロフ) - 読んでみて続きが気になります、更新頑張ってください (2020年2月17日 22時) (
レス) id: b2ca3dc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
かな - はじめまして。この後どうなるか楽しみです。更新楽しみにしてます。 (2020年2月2日 23時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)
暇人ポポ(プロフ) - サナさん» すみません、続きという事で失念しておりました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年1月20日 12時) (レス) id: 3d98f1d6e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇人ポポ | 作成日時：2020年1月20日 10時
