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明らかに、ミスパンダが動揺している
泣き叫ぶ彼に驚いたという感じでもなかった
何がトリガーになっているのか
催眠が解けそうなのか

「A!カメラ!」

『!』

名前を呼ばれてはっと我に返った
急いでカメラの配信を止めた

こちらまで動揺していたらどうにもならない
そう思い直し、私は撤収作業に入るとこにした
こういう時はさっさと片付けでさっさと帰ると決まっていたし、こうなるとミスパンダは直ぐに眠らせてしまうのだ

久しぶりに1人で片付ける事になったこの空間は
さっきまで、狂気的な熱量で満たされていたのに寂しくて虚しいだけの空間になってしまった

いつもならもっと時間がかかるはずなのに結局10分程で終わってしまった

どうしたものかと思っていたらカメラが1つ無くなっていた

『うっそ、無いじゃん。』

なんで今日はどうも上手くいかないんだろう
どうしたって怒られろって事だろうか

ため息をついてカメラを探しに直輝と川田レンがいる所に行ってみると直輝がそのカメラを持っていた

『それ、ずっと持ってたの?』

「…。」

『失くしたかと思って焦ったんだけど。』

結構冗談のつもりで言ったのだけど
彼は申し訳なさそうにカメラを渡してくる

「ごめん。」

『いいよ、別に本気で言ってないし。』

「…ごめん。」

そんな顔するならなんで続けるの?

そう言いかけたが、答えが返ってくる事はないって知ってるから聞かないであげる

『帰ろ もう遅いし、疲れたし。』

私は川田レンの顔を覗き込み息を吐きながら笑って言った

『帰ろ、直輝。』

……To be continued

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パンパース - 続編に行くの早すぎませんか?もう少し長いほうが読んでいて楽しいと思います。 (2020年1月28日 10時) (レス) id: 623d3b6a9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暇人ポポ | 作成日時:2020年1月16日 1時

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