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貴方side
割と面倒くさそうな人に話しかけちゃったなーと後悔しつつも、俺は『白鳥沢の天童聡です』と自己紹介する。
「あっ俺！灰羽リエーフです！名前でいいっすよ！」
『あぁうん、じゃあリエーフくん。悪いんだけど、試合が終わったら食堂来てくれる？
昼飯の準備が出来たから』
「えっマジですか！！」
昼飯の準備が出来たことに敏感に反応するリエーフ。
そんなに腹が減ってるのかと驚いたが、その次の言動に俺はもっと驚かされた。
「黒尾さん黒尾さん黒尾さん！！
もう昼の準備出来てますってよ！！俺腹減りました！！」
「おいコラリエーフ黙っとけ！！
今試合中なの！アーユーオッケイ！？」
「ノー！！」
「おい」
マジかコイツ。
試合中であるにも関わらず、問答無用で自分の欲望を叫ぶその姿に俺は恐れ入った。
なんてヤツ･･･！ある意味恐怖対象だわ･･･。
そんなリエーフの声に反応したのは音駒の主将だけではなかったらしく。
「えっウソもうメシ！？
とっとと試合終わらせよーぜあかーし！！腹減った！！」
「はいはい頑張って勝ちましょうね木兎さん」
梟谷のエース、木兎さんもかなり腹ぺこだったようで、そんな雄叫びを上げた後、スパンスパンと点を決め、梟谷の勝利として試合を終わらせた。
「よっしゃ勝ったァ！！飯だメシー！！
なぁ天童弟！今日のメシなに！？」
『肉と米です』
「そっかわかった！行くぞあかーし！！」
「ねぇ待って今の回答おかしくない？
あまりにも簡素すぎなかった？あれ？？」
『細かいこと気にしないで下さいトサカヘッドさん』
「あれ？俺とおまえ初対面だよね？遠慮なさすぎじゃね？」
俺の横で話すのは音駒の主将、トサカヘッドさん。
なんか横で「お前の所為で木兎の士気が上がって負けちゃったジャ〜ン」と言っていたがチョットよくわかんないのでスルーさせてもらいます。
『いいから飯行ってください天童聡です』
「あいわかりました飯行きます黒尾鉄朗です」
黒尾さんね、オッケ。
取り敢えず全員食堂へ向かわせたので、俺のお仕事終了。
あ"ー眠い、出来ることならカフェオレ飲んでそのまま寝たい。
さすがにリエーフのように私欲を叫ぶなんてことはしなかったが、そんな欲を頭に思い浮かべながら、俺も食堂へと向かった。
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緋色(プロフ) - カフェオレマンに笑った (11月18日 16時) (
レス) @page31 id: 97dd8743d7 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 舞さん» 早速リクエストありがとうございます！！承知致しました！！ (2018年11月20日 19時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - リクで、聡が子供になっちゃってみんながメロメロに…！的な展開が見てみたいです！お願いします！ (2018年11月20日 2時) (レス) id: 61de501e96 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます！！頑張りますー！！ (2018年11月20日 1時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2018年10月17日 20時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綿 | 作成日時：2018年7月2日 20時
