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貴方side





「おではっ・・・こうして聡の隣でポッキーを食えていることが、すごく嬉しいっ!!」


『あー、ウン』





宮城から東京へ向かう深夜のバスの中、隣で感動したようにぐすぐずと涙を流すデカい男という絵面はいかがなものだろうか。

どうも、天童聡です。


あの後、五色は大分ギリギリな点数ではあったが無事赤点を逃れられ、何とか合宿へと向かうことが出来た。

にしたってポッキー食べすぎじゃない・・・?

「皆で旅といえはポッキーだろ!」とか言ってたけどちょっとよくわからない。俺トッポ派だし。





「工ゥ!さっきからうるせぇぞ!菓子くれぇ黙って食え!!」


「ひィ!!すみません!!!」





鷲匠監督にどやされ竦み上がる五色。
おかげで泣き止んだ。ありがとう監督。ナイスプレー。





○○○○○○○○○○○○





各々好きなように移動時間を潰していたなか、やっと目的地に着いた。
ちなみに俺は寝てました。
今回参加する学校は、宮城から三校、東京から二校とのことだ。
宮城勢の内の一校は諸事情により午後からの参加らしい。

そして目的地は東京勢のうちの一校、梟谷高校。
全国で五本の指に入るエーススパイカーがいるらしい。そっか。





「あの、白鳥沢の方々ですか」





まだ覚醒していない頭に、女性の声が響く。
声の発信源を目で追うと、二人のマネージャーらしき女子生徒がおずおずと立っていた。

牛島先輩が肯定の意を込めて返事をすると、梟谷のマネージャーです、と軽く自己紹介をする二人。





「宿泊施設と体育館を案内させてもらいます。
えっとそれで、マネージャーさんはいますかね?」


『あ、俺です』





マネージャー、という単語に反応し、手を挙げる。
男でマネージャー、しかもデカいときたもんで二人は一瞬固まったが、慌てたように声を上げ





「別で色々説明するので、一通り終わったら体育館前に来てもらっていいですか?」


『はい、わかりました』





そう言ってふにゃりと笑う。
「あ、意外と幼い・・・」と呟いたのは聞かなかったことにしよう。

このデカさで幼さとかあったらダメでしょ。うん。








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緋色(プロフ) - カフェオレマンに笑った (11月18日 16時) (レス) @page31 id: 97dd8743d7 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 舞さん» 早速リクエストありがとうございます!!承知致しました!! (2018年11月20日 19時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクで、聡が子供になっちゃってみんながメロメロに…!的な展開が見てみたいです!お願いします! (2018年11月20日 2時) (レス) id: 61de501e96 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます!!頑張りますー!! (2018年11月20日 1時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年10月17日 20時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綿 | 作成日時:2018年7月2日 20時

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