【歌い手】都市伝説系歌い手８。【男性声優】

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犬ワンの曲を、全部歌い終わった。

最後の最後にオリ曲を歌って、私は一度ステージから捌けた。


そして舞台裏でスタンバってたみーに突進ジャンピングハグされた()




A「ぐえ、」

眞弥「っAーーー！！！」

A「ちょ、せめて垢名で･･･！」

眞弥「あごめん犬派ーーーー！！！！」

A「だから近いし腕力強いし早口だし声大きいって･･･！」

眞弥「あんたは本当にもう･･･！
なんでいっつも最高な事しかしないのよっ」

A「なんでって･･･私だし？」

眞弥「なるほど()
あ、カーテンコール行かなきゃ！」

A「忙しいなあ･･･。
あ、そだ」




ぺちゃくちゃぴーぴー喋ってた眞弥が「んー？」と反応する中、私はひょいっと姫抱きにした。眞弥を。

あまりにいきなりの事だったらしく、みーが(・·・)って顔をした後ハッとした様にΣ(OωO )って顔になった。顔文字楽やな()


ぽぽぽ･･･！と見る見る内に顔を赤くさせていくみー。そしてバッ！と両手で顔を覆った。
そんなみーに微笑みながら、私はそのままステージに向かった。




A『はい、どもー』

「ぬーさ･･･きゃああああ！！？」
「みーさん姫抱きー！？」

眞弥『い、言わないで見ないで･･･！』

A『いつも頑張ってくれてる、みーへのご褒美って事で姫抱きしてみましたー。
よいしょ、と』




すとんとみーを降ろして、改めておじぎした。




A『はい、気を取り直して。
今日は普段忙しい人も暇な人も、今日は犬派ワンマンライブもといMere×××/Origin{al}に来てくれてありがとうございまーす』

眞弥『まーす！！！』

A『えー、改めて。
･･･どうでしたかみーさん。初のライブ』

眞弥『いやー、凄いわ。
幸せ疲れって言うの？いつも参戦してるライブとかと似てるけど、やっぱ出る側だと違ってくるわねー』

A『頑張ってたもんね。
照明とかカメラとか、機材ちょいちょい操作してたし』

眞弥『本当、楽しかったわー。
何より聞いてくれてるみんなの反応が画面越しにじゃなくて、直に見えて聞こえて･･･それがまた楽しかった！』

A『んだね。
私も凄い楽しかった。私がなんか言ったりやったりすると、みんないい反応してくれたし』

眞弥『え、みんな大丈夫だった？
ぬーの声にやられて意識飛びそうになったりしてない？』




みーの質問に、「大丈夫ー！」とか「なんとかー！」とか返ってきた。
ちっ((

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