【歌い手】都市伝説系歌い手７。【男性声優】

｛３１４｝side：そらる ページ38

まふ「嫌です」

そらる「頼む･･･」

まふ「嫌です」

そらる「まふ･･･」

まふ「嫌です」

そらる「この通りだから･･･！」

まふ「嫌です」

そらる「お願いだから･･･犬派さんの楽屋まで同行してくれ･･･！！」




東京ドーム近くのカラオケ。

俺はまふに頭を下げていた。
これも犬派さんに、会う為･･･！


物販ならとっくに終わらせた。グッズ、全部１個ずつ買った。･･･その直前放送を聞いてたら天月とluzが出てきて耳攻めされてすごい羨ましい。
だからまふに頼み込んでるんだけど･･･くっそ、こいつやっぱり辛辣･･･。




まふ「この前、ちゃんと告白出来たんですよね？」

そらる「したよ･･･。
･･･yesともnoとも言われなかったけど」

まふ「だったらこれからもグイグイいかないとダメですよ。前も言ったと思いますけど、奥手すぎなんですよそらるさんは」

そらる「お前いつから肉食になったの()」

まふ「あれいいんじゃないですか？
奥手同士、うらたさんと行けば」

そらる「お前いつから小動物を肉食の檻の中に放り込む趣味持ったの()」




くっそ、こいつ･･･俺の気も知らないで受け答えしやがって。

そりゃ、まふにとってはAさんは友達だから普通に接するのが当たり前なんだろうけど･･･。
こうなりゃ、マジでうらた誘うか･･･でも２人してわーきゃー言って放送で「可愛い」とか言われそうだし･･･(言われそう)




まふ「あ。
神谷さん行くみたいですよ？」

そらる「え？」

A『ちょ、神谷さん･･･！？
え、待ってラーメン食べてる場合じゃない･･･けど美味い()』

luz『楽しそうだね、僕も行ってみようかな。やって、良かったやん姉さん』

眞弥『杉田さんからもコメきてるわよー。
ぐぉお不覚･･･！首輪持ってくから犬派ちゃんに着けてもらってリードも着けてもらおうそうしよう！！
だってさー』

A『警備員さん、杉田さんは通さなくて結構ですので』

天月『杉田さん･･･()』




･･･こ、こうしちゃ居られない･･･！

多分だけど、声だけじゃなくてAさんは･･･神谷さんの事、好きだと思う･･･。･･･Aさんが神谷さんを見る時の目が、なんとなく俺と同じだから。


このままじゃ･･･この夢小説が、神谷さん落ちになる･･･！！()

俺は居ても立っても居られずに立ち上がった。
それを見てまふは「ファイトでーす」とパフェをもぐもぐ。･･･くっそ()

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